CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

9月に迫る香港の「立法会「選挙の行方」

2020年5月に開幕した全人代で可決承認されることとなった『中国国家安全法』。

これ語るのは状況が状況ゆえむしろ陳腐なトーンにすらなりますが、この法律は香港が今まで享受していた「自由」と言うものの概念を根本から揺るがし兼ねないような一大事に相当する水準の出来事であることは間違いありません。

一般的には香港の法律である基本法を中国が被せる形(呑み込む)でこの国家安全法を導入したと言うことで、香港人が持っていた基本的人権を呑み込んでしまったと言う論点で炎上している感はありますが、一方で中国政府側が(世界中の自由諸国から)徹底的な非難を浴びてまでこれを強行している“背景“というものに触れる論評も余り存在していないのも事実です。つまり、この『国家安全法』と言うのは中国が香港で行われる次の選挙、所謂「立法会」選挙を想定して打った布石であったという事なのです。

本稿ではこの「立法会」そのものの役割をお浚(さら)いし、同時にこの選挙を巡る中国の“恐れ“について考察します。

詳しくはCCM香港HP
香港の「立法会」の結果がどのような影響を及ぼすのか?

 - お役立ち情報, ニュース, 中国, 政策, 現地事情, 生活, 香港 , , ,

  関連記事

no image
香港とシンガポール、似て非なる兄弟?それとも双子?

仮に、アジアに於けるオフショア市場をリードする国(地域)を“挙げて見なさい”と言 …

no image
【コーヒーブレイク】台湾は“第二の香港“になってしまうのか?

2024年は世界的に見てもひとつの“転換期“となるような一年になる可能性を多分に …

no image
“開港“段階へとシフトしつつある香港の現状

香港の観光についてその状況を描写すると遡ることこの数年間はやはり“非常に厳しい“ …

no image
米国が決めた「香港人権・民主主義法案」が与えるインパクトとは?

香港の状況と言うのはやはり2014年の雨傘運動の時と同様、外(国諸国)から見てみ …

no image
【号外】香港も入るタックスヘイブン地域の特性(2)

前回の Blogでは「タックスヘイブン」の創出する利益(=メリット)面を中心に論 …

no image
タックスヘイブン国、BVIの中で起こっている「変革」への対策

“タックスヘイブン”と言う言葉で世界中を括ると大よそ60国(&地域)があると考え …

no image
【コーヒーブレイク】香港ディズニーランドを楽しむ!

皆さんはアジアの大都市である東京や上海、そして香港に“共通するアミューズメント施 …

no image
【 世界消費税ランキング 】

日本も消費税が5%から8%へと上昇し、そして2017年4月にはとうとう大台の10 …

no image
国際税務の基本を押さえる為に必要なこと【コーヒーブレイク】

外国進出を行うと言うことはその国での決まり事を確りと押さえた上で慎重に計画を立て …

no image
香港法人の従業員解雇について

香港の雇用条例においては、従業員が次の事由に該当する場合、雇用主は雇用契約に基づ …