CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

【コーヒーブレイク】 日産を襲った衝撃、カルロス・ゴーンの逮捕劇についてー1

11月19日、既に世間一般でも周知の通り、日産自動車の会長であるカルロス・ゴーン容疑者が東京地検特捜部により逮捕されました。この衝撃的な事件は、それこそその日の内に地球の裏側にまで届く程のインパクトを持って報道がされる事となった訳ですが、現時点では拘留されているゴーン容疑者自身からの公的なコメントなどが何ら発せられていない状況である為、事の成り行きについては様々な憶測が飛び交っています。

今回の容疑の焦点となっている部分と言うのは、有価証券報告書上に関するゴーン容疑者の報酬の過少申告と言うのが中心に置かれていますが、今回のスキャンダルの中では日本とフランス以外の国が何気に組み込まれていることに気がつかれた方は居るでしょうか?それは、ゴーン容疑者が行ったとされる資産管理会社が所在するオランダのことです。

このオランダと言う国は、こと特殊スキームなどの設置場所として香港やシンガポール等と並び度々使用される国のひとつであり、特にヨーロッパ諸国の税務絡みの問題では重要な働きを演じることがあります。

今回及び次回は、連日報道されているこのゴーン容疑者絡みのトピックとして、オランダの機能のご紹介と、税務面での解釈について触れて行きます。

詳しくはCCM香港HP
カルロス・ゴーンも使用した「オランダ」と言う国の特異性

 - お役立ち情報

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
運命の出会い?中国と香港を左右する2人の図式

香港がこの2年、中国が実施導入する様々な事案にその運命が左右されて来たことを否定 …

no image
またまた登場?来年度から導入が噂される「新出国税」

先月の26日、日経の紙面には日本の観光庁が新たな出国税を導入する検討に入ったとの …

no image
「香港国家安全維持法」可決から見えて来る中国の“方向転換“

今回のタイトルにあるように、ここ数年、中国が香港に対して“牙を剥いた“一連の出来 …

no image
税務署目線で対策を練ることの大切さについて2

前回からの続きとなりますが、今後、軽課税地域に居住している人やそこで事業展開を計 …

no image
『香港国家安全維持法』導入から3年経過:影響と現状の分析

『香港国家安全維持法』の導入から早くも3年が経過しました。導入当初の騒ぎは別とし …

no image
香港法人も巻き込まれる?中国における“商業賄賂”問題

一般的な見方として中国と言う国を捉えた時に『商業賄賂』と言う言葉を並べると違和感 …

no image
海外設備を貸与する場合の税制について

海外への進出についてはその目的に応じて準備して置かなくてはならないもの(こと)は …

no image
YouTubeを仕事にする者の課税関係の話

従来のエンターテイメントや時事を取り扱うニュースなどの“主軸”であったTVや新聞 …

bitcoin
仮想通貨(暗号通貨)に関する所得の計算方法等についてー9

> 仮想通貨(暗号通貨)に関する所得の計算方法等についてー1 > 仮想通貨(暗号 …

no image
何故、香港金融業界で働く選択する理由があるのか?

金融業界人にとって『香港』と言う都市は非常に魅力的にその目に映る場所であり、デモ …