CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

あれから3年…「パナマ文書」と香港

2016年、香港のみならず世界中の人々を震撼させた「パナマ文書」。あの時の巨大なインパクトと言うのは世の富裕層や政治家を仰天させ、また世界的な金融機関や一流企業も自社の審査基準や特別優遇措置の享受、更には簿外資産等がこの文書に記載されたリストの人物達から流する形で世間に広く暴露されてしまった為、大きな信用失墜へと繋がってしまったことについてまだ記憶に新しい方々もいることと思います。

当然のことながら香港も、この世界を揺るがした巨大な負のインパクトについて対岸の火事と言う訳には参りませんでした。何故ならそれは、香港自体がまさに“当事者”としてこうした資産運用の為の環境を提供する国際的な金融センターのひとつであり続けて来ていること、そしてこれからもその行く末は、一層ハイテク化する金融でのノウハウの提供やその実行部隊を擁する地域であり続けて行くだろうからです。

事実としてこの「パナマ文書」の膨大な資料の中には「香港」に関する様々なことが記述・言及されていたことも判明しており、それらが残した遺産と言うものが、今でもその爪痕をマーケットにハッキリとした形で残されています。

本稿では、あの「パナマ文書」が引き金となって露呈し、3年経った現在でも依然として修復出来ずにいる香港のとオフショアセンターとしての方向性について触れて行きます。

詳しくはCCM香港HP
「パナマ文書」から3年、香港に今も残っている教訓的な爪痕

 - お役立ち情報, 中国, 日本, 海外法人(オフショア法人), 香港法人

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
日本と異なる(?)香港の会計と監査

香港の会計制度や監査については今までも何度か取り上げて来ました。一番分かり易い相 …

no image
何故、中国にとって香港が重要であり続けるのか?

近年の中国と香港の関係を振り返って見る時、(表面的な事象だけを取り上げて行くと) …

no image
財務諸表でよく見られる中国企業共通の問題点

中国の企業の財務諸表上での問題点は多々あります。中国進出している日系企業でも、大 …

no image
2015年香港経済から見る2016年の動き

どこの国でも同じ事ですが、毎年1度、その国の経済活動を表す指標なり数値が統計とし …

no image
香港が狙う、CTC(財務統括拠点)を利用した新たな戦略

香港の利得税(法人税)の税率は16.5%であり、アジアでも際立って低い事は周知の …

国会議事堂
日本法人税率引き下げとその余波

  11月28日付けの日経新聞でも発表があった、法人実効税率の引き下げ …

no image
香港の“収入“の構造を読み解く。

香港はその立地からも分かるように、世界の物品がここを通じて中国大陸や他地域へと運 …

no image
「海外基本給」に関するいくつかの方式について

海外展開される会社として歴史のあるところですと駐在者の為の「海外基本給」に対する …

no image
香港法人も巻き込まれる?中国における“商業賄賂”問題

一般的な見方として中国と言う国を捉えた時に『商業賄賂』と言う言葉を並べると違和感 …

no image
【コーヒーブレイク】歴史から見て行く香港と言う地域について-1

今回は“コーヒーブレイク”と言うことで今迄様々な観点からご紹介している香港につい …