移転価格視点とロイヤルティー視点が重要となる香港
香港はアジアに置いて日本に一番近いタックスヘイブン地域であり、ここに進出する日系企業は今までそのメリットを十分に享受して来ました。事実として、こうした“仕組み“が香港をアジア随一の金融ハブとして成り立たせて来た要因である訳ですが、今後もそれは(中国がメスを入れない限り)継続提供されて行くこの地域の特色のひとつとなることでしょう。
法人税率が16.5%、個人の所得税率も最大17%、またVAT(付加価値税)に関する面でも全く税金が掛からず、運用から得る利益に対しても同様の措置等々・・・多くの面で“租税メリット“を用意している香港ですが、法人として眺めた場合、ここ部分で注意をしなくてはならないことがあります。それは移転価格と相俟って、取引上で発生する可能性のある「特許権」に関する部分です。
課税の観点から見るこの権利に纏わる論点を今回は紐解いて行きます。
詳しくはCCM香港HP
【「特許権」
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
中国が発表した大湾区構想に巻き込まれる(?)香港 – 2
2019年2月18日、中国国務院(政府)は広東省と香港、マカオを一体化させるとす …
-
-
“非香港会社”としての香港進出とは?
香港進出には何も「個人会社」形式や「パートナーシップ」形式、或いは「現地法人」形 …
-
-
香港・海外進出時に重要な事と言うのは?
香港のみならず海外進出をされる際はマーケットリサーチを筆頭とした様々な項目を事前 …
-
-
タックスヘイブン税制が企業に求める「文書化」の義務2
軽課税地域とされる香港は常に税務的な視点からオンショア国の標的になります。実際、 …
-
-
2017年訪日外国人の動向
毎年、日本には沢山の観光客やビジネスマン達が訪れます。主としてアジアからの来客が …
-
-
HKGでTKG?実は新しい食べ方が起こっている香港
香港は言わずと知れた食の都です。それこそ、世界各国から様々な食材が毎日のように当 …
-
-
<お知らせ>CCM香港ブログが統合しました。
CCM香港では、投資情報をお伝えするこちらのブログと香港の出来事やグルメなどお伝 …
-
-
香港と中国における債権回収について
これは日本であろうが海外であろうが一向に変わるものではないのかも知れませんが、企 …
-
-
香港進出の為の基礎知識とは?
今回は香港進出をお考えの方々に取って必要となる基礎的な知識・情報をご案内したいと …
-
-
香港の台風警報について
ほぼ一年に渡って日本で言う”真夏日”が続く香港ですが、や …
