“特別買収目的会社“が香港IPO市場を席巻する?
香港は言わずと知れた「国際金融センター」です。今まで世界中の企業が香港の演出する市場環境に魅力を覚え、進出を行い、それぞれの目的を成就して参りました。香港は経済構造としてのインフラ整備を充実させたり、超一流の人材になる為の教育制度の充実や、更にまた魅力的な雇用パッケージなどを備えることで優秀な人材の確保に努める等々…、中国と言う巨大市場のバックにその機能を存分に発揮して来た拠点と言えるでしょう。今回、テーマとして取り上げるのは、様々な魅力を兼ね備えている香港の中ではあっても、一際目を惹く大型プロジェクトがいよいよ来年から本格化する流れとなった為です。
それは“SPAC“(特別買収目的会社)。
企業にとっての資金調達の幅を今後更に一層拡大する為、香港政府が新しく打って出たプロジェクトです。さて、この“鳴り物入り“で導入されるこのプロジェクトを通して香港が目指す「未来像」と言うものは一体何なのでしょうか?
詳しくはCCM香港HP
【SPAC導入を決定した香港。果たしてこれは追い風となるのか?】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
報道の乖離が著しい香港の現状とは?
域外に居住する層が得る香港情勢の情報の多くは「悲観」と言う言葉が一般的です。人権 …
-
-
海外で銀行口座開設を行う際に心掛けて欲しいこと1
香港やシンガポールだけでなく、“タックスヘイブン”と称される低課税地域や国での銀 …
-
-
本社と海外子会社の間にある“溝”
昨今、『海外進出』の際の問題点の中には海外子会社に於ける危機管理対応があります。 …
-
-
香港で発生したオミクロン株感染2例について
この2年に渡って世界を席巻して来た新型コロナウィルス感染症の影響がようやく沈静化 …
-
-
香港で解雇された場合の補償金とは?
景気動向や従業員の業務上のパフォーマンスなどを原因として、会社から解雇を言い渡さ …
-
-
ようやく回復の兆し?香港「国際都市」復活の為の条件
2024年も第一四半期を終え、4月から新しいクオーターに入ることになりました。こ …
-
-
香港の最近の税制改正について(2)
前回から引き継ぐテーマとして今回も取り扱う内容と言うのは香港に於ける「税制」とな …
-
-
香港の納税者番号(マイナンバー)とは?
日本でも導入されたマイナンバー制度ですが、香港はイギリスの植民地時代より香港ID …
-
-
香港の空気質指数をみてみよう
香港は空が霞んでいる日も多く、スカッ!と晴れて青空や夜景がきれいに見える日は少な …
-
-
【コーヒーブレイク】日本の親会社が税務対象となってしまったら
税務対象となった企業はその対応に追われるものです。社長は社長で何時間も拘束され、 …
