香港:来年度財政予算発表と顕在化して来た課題とは?
今年の2月22日、香港の財政長官である陳茂波(Paul Chan)氏は香港の2023−24年度における財政予算案を発表しました。例年、この時期に香港政府は次年度予算(案)を発表することになっていますが、今回の内容と言うのはどのようなものであったのでしょうか?
『財政予算』と言うのは、単純に言うと、先ずは税収や債券発行などを中心とした歳入、給付金や公共投資と言った歳出をコントロールした上で、プラス&マイナスの調整をそれまでのび備蓄額でコントロールして行くものですが、よりビジネスや投資の視点寄りからその予算の枠組みを見て行くとした場合は充当割合ひとつ取っても政府が“力点を置いている分野“と“そうでない分野“とが如実に表れる為、結果的に将来の方向性や課題と言うものが見えて来るものです。
今回のBlogでは香港政府の予算割り当て(案)の按分を見て行くことで、彼らが抱えるテーマや課題と言うものが一体どのようなものであるのか?を見て行くこととします。
詳しくはCCM香港HP
【2023−24年度財政予算(案)から見えて来る香港の抱える深刻な問題】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
香港の「玄関」−香港国際空港(Hong Kong International Airport)
香港で最初に”遭遇する”場所とは一体何処でしょう? 皆様の頭の中には色々な観光ス …
-
-
質問形式で明らかにする香港の魅力とは?(2)
香港に住むメリットは非常に多くの断面がある為、中々その中から一つだけ挙げろと言わ …
-
-
米中対立の展開の“鍵“を握ることになる香港
「中国国家安全法」が全人代で承認されてからと言うもの、香港を取り巻く状況と言うの …
-
-
香港進出を前にして当地のビジネス環境を知るには?(2)
前回のBlogでご案内させて頂いた通り、香港がコロナからの全面開襟を宣言し、域内 …
-
-
香港法人の「閉鎖」について
事業に拡大や縮小と言う目的の中には「設立」や「進出」と言う視点もある反面、「清算 …
-
-
新分野を今後の産業の『核』とする香港、果たしてこれは成功となるか?
香港の産業の強さは日本や中国などと違って一般の方々にとっては少し歪(いびつ)に見 …
-
-
香港の政治の変遷と今後の方向性について
香港は1997年に英国から中国へ返還され、その後“50年間“と言う前提条件で「一 …
-
-
2018年9月の法人設立個別相談会のお知らせ
みなさま、こんにちは。CCM香港スタッフです。 CCM香港では定期的に香港法人設 …
-
-
“有名無実“を改めて確認する形となった香港の選挙制度
抜本的な“改革“が行われて数年経過した形になる香港の選挙制度ですが、今回行われた …
-
-
税制大綱発表前にもう一度考える。香港を利用した「節税」-2
「節税」と言う考え方はビジネスで成功している方々や大きな収入を毎年得ている方々に …
