海外進出企業の共通する悩み事について
企業のサイズを問わず、相談事と言うのはまさに絶える事がありません。一つの問題を解決したと思ったら、また直ぐに違う問題が発生すると言うのは日常茶飯事の事であり、窓口としてその任を担う方々にとっては、よい解決策がないかどうかとお悩みの方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
事実、弊社が(今まで)経験したり遭遇したりしたケースなどから推察させて頂くと、お客様(法人・個人とも)が求められていらっしゃる部分の多くは案件そのものが複数国間(例:日本−香港−中国など)を跨がっているようなケースです。
こうした事をそのまま野放しにしてしまうと、将来、お客様はより大きな問題に発展してしまうと言う危険を内包するだけでなく、同時にこうした案件に対して「質」と「量」の両面から一手に引き受けられる業者の数も”著しく低い”と言わざるを得ないのが正直なところでもあります。
実際のところ、こうした部分で本来信頼されるべきポジションである税理士(国内)などの多くは、驚くべき事に国際税務上の実務経験やロジックなどに精通されている方々は余りいないとのこと。また、彼らは人的な面でも国際的なネットワークも持っていらっしゃる方が多くいるとは言いがたい状況です。そうした”実体”を鑑みると、むしろ相談を持ち掛ける側の方が大きな意識改革を持つ必要があると言わざるを得ません。
従ってそう言う部分に関連する質問や相談をお客様から持ち掛けられたりすると、あれこれ聞いた挙句に最終的には”進出を見なおしたほうがいいのでは••”と言う形で帰結するパターンが頻発してしまうのは否めません(勿論、例外のケースはございます)。
弊社も(その設立から現在に至る過程の中で)ご相談を受けた多くのケースにおいて如何にご満足頂けるようなサービスを提供出来るかを考えて参りました。またその為に具体的なプロフェッショナルチームの組成力を研鑽するなど、然るべき投資を行って来ております。
もし、こうした部分に於いて、今現在悩みを持つ方々がいらっしゃるようで御座いましたら、是非一度、弊社までお問い合わせをして頂ければ幸いでございます。
以上、CCM香港では複数国間に跨がる業務上の課題点や問題点などについてのご相談も承っておりますのでご連絡お待ち申し上げております。
お問い合わせフォームはこちら
http://www.ccm.com.hk/contact/index.html
関連記事
-
-
一体どの国の税法が適用される?国際税務に関する疑問
香港は“タックスヘイブン地域“と認識されていますので、この地域をベースに各国の税 …
-
-
そもそも『オフショア法人』とは何なのか?
海外投資や海外ビジネスと言う括りでネット等で検索をしたりすると、その検索記事の中 …
-
-
海外法人設立+仮想通貨オンラインセミナー 2/21(水)開催
前半(20:00~20:30)は、香港法人設立に関するセミナーを行います。 日本 …
-
-
【香港を撤退(香港法人を清算)する際の方法について】
香港法人の業績や役割が、当初計画していた目標(値)などを達成出来なかった場合、当 …
-
-
香港法人従業員の産休取得について
香港の雇用条例によりますと、産休を取得するには、下記の条件を満たしていることが必 …
-
-
「コロナウィルス」が呼び起こした“記憶”、香港が経験した伝染病に対峙した日本人たち
2月8日の各メディアのニュースで多くのヘッドラインを占有したのが「中国から香港へ …
-
-
メインボードで超大型IPO、アリババがとうとう結実!
最近の香港を巡るニュースと言うのはその殆どが香港デモに関するものであり、このデモ …
-
-
新型コロナウィルス対策:『追加支援策』に見る香港と日本の違い-1
最近顕著になって来ているのは、新型コロナウィルスの展開に各国で“差”が生まれて来 …
-
-
最早,役職ならぬ“厄職“化?『香港行政長官』と言う仕事
既に多くのメディアでもカバーされていることではありますが、香港の現職行政長官であ …
-
-
香港法人立ち上げに関わるご質問①
弊社サービスの中で重要な位置付けを占めているのは、言うまでもなく海外法人(香港法 …
- PREV
- 香港法人従業員の産休取得について
- NEXT
- 香港における慈善機構の設立について