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デジタル人民元都市化する香港と中国の思惑

永らく『国際金融センター』として名を馳せて来た香港ですが、昨今の中国(及び香港政府)の動きを見て行くと、どうやらこの地を自国通貨(人民元)の“デジタル化“推進の実験場とするようです。一般の方々にとって“デジタル化“と言う動きは何らかの“利便性向上の実現“が成されると言ったポジティブな面や、逆に抽象的表現ゆえ実態が掴めず不安な気持ちに陥ったりするのが通例ですが、こうした事と言うのはしっかりとその効能を調べた上で判断する必要があるものでしょう。

換言すると、新しいテクノロジーやサービスと言うのは決して表面的なものだけで判断するのはリスキーだと言うことです。

ではその実と言うのは一体何なのでしょうか?

昨今のメディアのヘッドラインが「コロナ禍」や「ロシアvsウクライナ戦争」と言った一見“派手な“事件に占拠されてしまっている中、中国が国を掛けて粛々と執り行うこの自国通貨の“デジタル化“。そして、この実験の舞台として“先兵的“役割を今まさに担いつつある香港とその関係について焦点を当てて考察することにします。

詳しくはCCM香港HP
香港が“プラットフォーム“となるか?、人民元のデジタル化

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