CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

「トリーティーショッピング」から得るメリット

海外展開を行う企業の中には、進出における最初のプランニングの段階から様々な場所に「中間持株会社」を設置することで配当還流に伴う日本親会社の税負担を軽減する手法を念頭としているようなところもあれば、他方、進出先国での内需(国内市場への販売)だけに注目し、その為だけに海外法人を作る企業もあります。

この様に進出は各企業を取り巻く諸事情によって十人十色ではありますが、結果として多くの資金や人材を投入して行う海外事業であるのであれば、やはり(冒頭の様な)配当還流の際の税負担軽減まで視野に入れた形で準備を行って置きたいと思うのが人情ではないかと思います。

今回はこの「中間持株会社」と、それに纏わる租税条約の濫用=“トリーティーショッピング”と言われる点を論点として配当経路の妙技について解説させて頂きます。

詳しくはCCM香港HP
中間持株会社の設置は“租税条約漁り”と考えられる所以

 - お役立ち情報, ビジネス, 日本, 海外法人(オフショア法人), 税金・税務 ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
香港法人の「閉鎖」について

事業に拡大や縮小と言う目的の中には「設立」や「進出」と言う視点もある反面、「清算 …

no image
「移民法」可決と香港市民の思惑

丁度日本ではゴールデンウィークに入るその前日にあたる4月28日、香港立法会が香港 …

no image
独断と偏見で選ぶ、香港の『2019年10大ニュース』-2

1年の終わりになると必ず取り扱われるテーマの中に「◯◯◯◯年の10大ニュース」と …

HSBC00
“難民化”しつつある、昨今の銀行口座開設希望者事情

既にこのCCM香港のコラムでも何回にも渡って昨今の香港での銀行口座開設事情の変化 …

no image
日本の生命保険に関する税法上の違いとは?-2

昨今では国を跨る様々な法的規制の整備や商品提供を行う側の商業的な目的が優先されて …

no image
タックスヘイブン対策税制上、唯一例外とされる”統括会社”とは?

香港は税率が法人税、個人所得税共に20%以下であると言う事実もありますので、&# …

3d people - man, people push up word "tax"
【日本の税務調査の基礎知識 (2)】

日本の税務調査に関しての基礎知識として、今回は組織別の調査をご案内させて頂きます …

no image
シンガポールが狙う、香港のアセット(資産)とは?

2022年が幕を明けました。昨年末に行われた香港立法会の選挙結果と言うのは、香港 …

no image
香港でビジネス展開をサポートする機関とは?

香港や海外進出を検討する時にはインターネットやコンサルティング会社、或いは銀行な …

no image
一体どの国の税法が適用される?国際税務に関する疑問

香港は“タックスヘイブン地域“と認識されていますので、この地域をベースに各国の税 …