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9月に迫る香港の「立法会「選挙の行方」

2020年5月に開幕した全人代で可決承認されることとなった『中国国家安全法』。

これ語るのは状況が状況ゆえむしろ陳腐なトーンにすらなりますが、この法律は香港が今まで享受していた「自由」と言うものの概念を根本から揺るがし兼ねないような一大事に相当する水準の出来事であることは間違いありません。

一般的には香港の法律である基本法を中国が被せる形(呑み込む)でこの国家安全法を導入したと言うことで、香港人が持っていた基本的人権を呑み込んでしまったと言う論点で炎上している感はありますが、一方で中国政府側が(世界中の自由諸国から)徹底的な非難を浴びてまでこれを強行している“背景“というものに触れる論評も余り存在していないのも事実です。つまり、この『国家安全法』と言うのは中国が香港で行われる次の選挙、所謂「立法会」選挙を想定して打った布石であったという事なのです。

本稿ではこの「立法会」そのものの役割をお浚(さら)いし、同時にこの選挙を巡る中国の“恐れ“について考察します。

詳しくはCCM香港HP
香港の「立法会」の結果がどのような影響を及ぼすのか?

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