2016年、大きく変化した銀行口座模様
2016年もあともう数日を残すばかりとなりました。弊社のような海外法人設立を行なうコンサル会社や会計・弁護士事務所などにとって、この年の最大のテーマとなったものは『銀行口座』に係わることでございます。
昨年の今時分、今現在起こっている銀行側の大幅な“態度硬化”を一体誰が予想していたことでしょうか?もともとマネーロンダリング(資金洗浄)の可能性を含む口座の排除を主な目的としてスタートしたこの“締め付け制度”ではありましたが、その後に続く世界的なスキャンダルのリーク(パナマ文書)が金融機関そのものに追い打ちを掛けてしまう事で制度強化の流れに拍車がかかってしまい、今では“雁字搦め”の様相を呈して来つつあります。
さて、果たしてこの“憂鬱なトレンド”は、来年以降どのような動きへと繋がって行くのでしょうか?
詳しくはCCM香港HP 【海外銀行口座事情から見えて来る来年の“風景”】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
口座開設時の頻出ワード ”KYC”とは何なのか?
KYCとは”Know Your Customer”の略の …
-
-
留まるべきか、離れるべきか?香港の水面下では一体何が起こっているのか?
香港の現状と言うのはコロナ禍と言うこともあり、デモなどが巻き起こした昨年の「混乱 …
-
-
“追徴課税”と言う打ち出の小槌
本日のニュースで、住宅建材大手トステムの創業者(2011年死去)の長女が東京国税 …
-
-
香港は「グローバル教育」実践の場?
海外赴任となると、国内での勝手とは違い、自分自身の仕事も責任範囲が拡大する為それ …
-
-
「仮想通貨」を巡る税法上の解釈について(2)
昨年末にかけて恐るべき勢いを持って金融業界を席巻した感のあった「仮想通貨」ですが …
-
-
香港新会社法
■概要 すべての香港法人が運営していくための法律根拠となる香港会社法(香港法第3 …
-
-
香港上場市場における「時価総額」模様
香港は言わずと知れた世界の代表的な国際金融センターの一つです。比較として常にニュ …
-
-
英国のEU離脱に関する考察
英国は6月24日の国民投票でとうとう一大経済圏であるEUから“離脱をする”事とな …
-
-
日本と香港で共同プロジェクト「Blue Island憂鬱之島」制作の行方
“表現の自由“と言う観点は西側に居る我々日本人や欧米人にとって当たり前のことであ …
-
-
海外税務〜どうにかして税金が安くならないかを考えてみる
香港などに進出を行うと、その土地の特性柄(=軽課税地域)もあり、企業は「税」に関 …
