今日の香港は明日の台湾 〜台湾総統選が残すもの〜
2020年になってから11日後に行われた台湾総統選の結果が出ました。総統選の事前の下馬評の通り、現職の総統である民進党の蔡英文氏が、対抗馬と見られていた国民党(かつ高雄市長)の韓国瑜氏を圧倒的な差をつけて下して見事再選を果たすことになったのは記憶に新しいところです。当然、中国はこの結果を受けて憤慨することとなり、他方、台湾の国民の多くやそれを見守る形となっていた米国や日本と言った西側諸国はほっと胸を撫で下ろすことになった訳ですが、むしろ実質的なこととしてこの選挙に関して大きなインパクトを与えたと考えられているのは香港です。
台湾と香港、中国と“浅からぬ”関係を持つこの二つの国(&地域)の相互に与えた影響と今後の流れを占います。
詳しくはCCM香港HP
【『運命共同体』的な立ち位置へと変化した、
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
香港法人の会計監査まで手が廻らない…?コンサルティングの必要性とは。
香港進出などをされるお客様は、タイプ的に2つに大別されると云っても過言では無いか …
-
-
タックスヘイブン税制が企業に求める「文書化」の義務1
軽課税地域とされる香港は常に税務的な視点からオンショア国の標的になります。実際、 …
-
-
タックスヘイブン地域に移る際の保有株式の譲渡について
香港は言わずと知れた“タックスヘイブン”と称される地域のひとつです。この言葉、「 …
-
-
香港における法定会計監査・税務に関するあれこれ
日本と比較すると香港は多くの面、特にルール上の面で大雑把であることが挙げられます …
-
-
KYCとAML、仮想通貨を取り囲む各種の整備
“仮想通貨元年“と言われた2017年、特に後半期の金融市場はBitcoinを中心 …
-
-
香港の最新税制に関する概要の纏め-2
2019年の香港経済の見通しと言うものは、昨今メディアを賑わしている米中経済戦争 …
-
-
香港の政治の変遷と今後の方向性について
香港は1997年に英国から中国へ返還され、その後“50年間“と言う前提条件で「一 …
-
-
マカオグランプリでCCM香港がスポンサーになったSJMセオドールプレマレーシングについて
いよいよ11月11日から始まるマカオグランプリですが、CCM香港がSJMセオドー …
-
-
香港人の「本音」は一体どの方角を向いているのか?
何処でも、そして何時でも世の中を牽引する層というのは若者です。それは香港でも例外 …
-
-
2つの「特別行政区」、香港と澳門について
日本から香港に渡航される方々の中にはマカオ(澳門)を“セット”にして訪れるような …
