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何故、中国にとって香港が重要であり続けるのか?

近年の中国と香港の関係を振り返って見る時、(表面的な事象だけを取り上げて行くと)両政府間の動きは“一枚岩“と形容出来ますが、中央政府と香港市民の関係は同一線上に無いのは明らかです。何故ならこれは、英国を始めとする西側諸国が返還前までの期間、香港市民に植え込んで来た「自由」と言うコンセプトであり、それが彼等の心の中に深く定着してしまったからによります。従って、これを彼等香港人の中から“取り除く“と言うのは、文字通り“至難の業“であると言えることでしょう。このような角度から本件を解釈すると、中国側にとっては些か“ややこしい“状況となる訳ですが、そうであるにも関わらず、香港と言う拠点は今後も中国から重要なポジションを約束されることは間違いありません。

今回のBlogは、今や世界有数の大国となった中国が何故ここまで香港を大切に扱う必要があるのか?と言うテーマについて、幾つかの要因を挙げ、各々を考察することにします。

詳しくはCCM香港HP
“香港をどのように今後繁栄させるか?“と言うことが、今問われる中国

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