タックスヘイブン地域に移る際の保有株式の譲渡について
香港は言わずと知れた“タックスヘイブン”と称される地域のひとつです。この言葉、「タックスヘイブン」と言うものは、法人税率が20%未満の国や地域を指す言葉であり、香港のような極小の地域、或いはシンガポールのような資源を持たない国が世界に向けて躍進を果たす為に必要とした「究極の税制度」と言えます。
一方、日本やアメリカと言った先進国は、抱える人口の規模や多岐に渡る産業、また複雑に絡み合った既存社会システムなどにより、香港やシンガポールのような構造の経済形態を自国にもたらすことは実質的に不可能な話であり、その反動として「個」で自由が利く層の人々が「移住」と言う選択肢を現実的に捉え、行動に移していると言うのが実情です。
今回はその中の一例として、日本の上場株式を保有している方が、香港移住を検討している際の課税関係についてご紹介することとします。
詳しくはCCM香港HP
【上場株式保有者の香港移住に伴う税関係のあれこれ】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
【重要】偽メールを利用した香港への送金依頼詐欺に関する注意喚起
在香港日本国領事館より重要なお知らせが発表されました。 海外企業との間で取引を複 …
-
-
香港に於ける「個人情報」の取扱いについて-1
昨今は国を問わず個人に関する情報と言うものに対して人々の意識は鋭敏になって参りま …
-
-
やはり気をつけなくてはならないPE認定
以前も取り上げたテーマの内にPE(恒久的施設)認定課税と言われるものがあります。 …
-
-
香港は「グローバル教育」実践の場?
海外赴任となると、国内での勝手とは違い、自分自身の仕事も責任範囲が拡大する為それ …
-
-
新型コロナウィルス対策:『追加支援策』に見る香港と日本の違い-2
与党の一方である公明党の山口代表が4月15日、自民党安倍晋三首相に対して新型コロ …
-
-
“有名無実“を改めて確認する形となった香港の選挙制度
抜本的な“改革“が行われて数年経過した形になる香港の選挙制度ですが、今回行われた …
-
-
今更聞けない香港ビジネス基礎事項⑤~香港の直接税
香港の直接税は僅か3種類のみです。 それらは先ず法人税に当たる『事業所得税』であ …
-
-
【号外】香港でのSNSマーケティングで人気インフルエンサーとは?
SNSが登場することになって一変したことのひとつと言うものはマーケティングです。 …
-
-
香港 – 2014年度 IPO資金調達額で世界第2位に
Big4の一角であるアーンスト&ヤング会計事務所の報告によれば、2014年、香港 …
-
-
香港の国際競争力の“低下”について
スイスのビジネススクールであるIMD(国際経済開発研究所)は毎年、世界中の国々( …
