香港にとっての『2021年』とは、一体どうなるものなのか?
今年も3月に入り、中国では(予定されていた)全人代が開催されています。
「全人代」とは“全国人民代表大会“の略であり、この会合では多くの分野における政策が討論、決議されることになるのは(中国ウォッチャーだけではなくとも)ご存知である方々はいらっしゃることでしょう。今回、この全人代を取り上げた理由と言うのは、香港と言う都市にとって、中国政府がこの1年(2021年)、一体どのような方針でその政策を進めて行くのか?と言う重要なテーマが議論・決定されるからに他なりません。
昨年の11月、民主派議員の資格剥奪と言う流れや年始の大量逮捕劇、また英国のBNO(英国海外市民旅券)を巡る中国の対応が注目される昨今ですが、この党大会での“方向付け“はまさにそうした一連の事象に対するひとつの回答を国内外に示唆するものとなるのは間違いありません。
そのような観点から本稿でのひとつの考察をご案内します。
詳しくはCCM香港HP
【香港の立ち位置を今後、どう世界は捉えるべきなのか?】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
今日の香港は明日の台湾 〜台湾総統選が残すもの〜
2020年になってから11日後に行われた台湾総統選の結果が出ました。総統選の事前 …
-
-
日本と異なる(?)香港の会計と監査
香港の会計制度や監査については今までも何度か取り上げて来ました。一番分かり易い相 …
-
-
OECDが進める『自動的情報交換制度』の動向
日本を含めた海外の国々、特に先進国間を中心として『自動的情報交換制度』(英語:C …
-
-
日本から脚光が当たり始めた香港の移転価格税制
結論めいた形の話を最初から言うと、数ある税制度の中で「移転価格」と言う分野につい …
-
-
香港居住者の自家用車での行き来が大幅緩和<香港ー港珠澳大橋間>
香港とその周辺地域、特に深圳や珠海、或いは澳門(マカオ)と言う地域は従来の交通手 …
-
-
ChatGPTで定義される香港人と、現実的なと生活者から実感するその印象の違い
ネット社会になって久しい昨今ですが、香港にビジネス的或いは個人的な需要や興味を覚 …
-
-
タックスヘイブン対策税制上、唯一例外とされる”統括会社”とは?
香港は税率が法人税、個人所得税共に20%以下であると言う事実もありますので、&# …
-
-
香港就労ビザの申請について
香港に会社を設立し、その会社の取締役として就労ビザを申請するには、香港にビジネス …
-
-
香港の競争力は世界第何位?
毎年の5月前後になるとスイスのローザンヌにある国際経営開発研究所(IMD=Int …
-
-
中国で確定申告は必要か?
税金を支払う季節になって来ると、この手の質問が当社にもお客様から来る事が多くなっ …
