中央に背いた“活動家“たちの現状
今から遡ること7年、時は2014年の香港で中国政府が決定した選挙制度に対する抗議運動として数ヶ月の座り込みデモが続いたことになった「雨傘運動」。
当時、世界はこの香港市民たちの中央政府に対する抵抗の意思表示に注目することになりましたが、結果的には習近平氏の逆鱗に触れる形となり、敢えなく雲散霧消するものとなりました。そして2019年には「逃亡犯条例」の改正を発端として再び中央政府と香港市民は正面から激突、度重なるデモ運動とそれを制圧せんとする香港政府(及び人民解放軍)のつばぜり合いが続き、新型コロナウィルス感染症と言うパンデミックの状況を背景とした流れの中では、昨年(2020年)の6月、中央政府が伝家の宝刀と言うべき「国家安全維持法」可決により、反対勢力の一掃が実施される形となっています。
そんな中、度々ある事にこうした“衝突“の中心人物と中央から注視されていた周庭(アグネス・チョウ)氏が6月12日、約7ヶ月ぶりに禁錮から釈放されその動向に関心が集まっています。本稿では一連の抵抗を演出したとされる周庭氏を中心に幾人かの人物の現状に触れて行きます。
詳しくはCCM香港HP
【香港の運命に翻弄される若き活動家たちの境遇】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
タックスヘイブン対策税制とは?
海外に法人を設立すると、必ず進出先の国の税制との絡みから検討項目のひとつとしてあ …
-
-
海外で退職する社員の退職金はどうする?
例えば会社の海外現地法人などの責任者として赴任させた社員が現地で退職を迎えるよう …
-
-
香港 – 2014年度 IPO資金調達額で世界第2位に
Big4の一角であるアーンスト&ヤング会計事務所の報告によれば、2014年、香港 …
-
-
税制改正大綱の中に組み込まれたタックスヘイブン税制について(2)
企業の最終目的が中国やアジアと言った巨大市場での事業面であった場合、香港を活用す …
-
-
香港政府主導でスタートした観光プロモーション活動と財政支出
香港にとってここ数年の受難は各方面に影響を与えることになりました。その多くは一般 …
-
-
ChatGPTで定義される香港人と、現実的なと生活者から実感するその印象の違い
ネット社会になって久しい昨今ですが、香港にビジネス的或いは個人的な需要や興味を覚 …
-
-
何かと面倒な、海外税務の対応について
毎年日本では税制大綱なるものが年末に掛けて大枠を決定し、年明けに正式発表、そして …
-
-
香港に於けるM&Aの可能性を模索する-1
上場企業が定期的に発行を義務付けられている有価証券報告書を見て行くと、その中で「 …
-
-
【コーヒーブレイク】台湾は“第二の香港“になってしまうのか?
2024年は世界的に見てもひとつの“転換期“となるような一年になる可能性を多分に …
-
-
【 香港の労働基準 】
香港への(事業)進出形態は多岐に分かれておりますので特定は出来ませんが、こと実業 …
- PREV
- 香港の「現状」と金融大手が見ている「未来」
- NEXT
- CCM香港 休業日のお知らせ
