CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

最早,役職ならぬ“厄職“化?『香港行政長官』と言う仕事

既に多くのメディアでもカバーされていることではありますが、香港の現職行政長官である林鄭月娥(Carrie Lam)氏が再選出馬を見送ることとなりました。言うまでもなく、この『行政庁官職』と言うのは香港のトップ、日本で言うと首相職であり、またアメリカで言うと大統領職に相当するポジションのことです。つまり、香港域内においては最高権力を与えられるポストであり、絶大な力を持つ意味でもある訳ですが、彼女の下した決断は任期を満了して終了すると言うものでありました。

実際にこの行政長官が行ったことと言うのはさしたる成果もなく、それゆえ“線の弱さ“ばかりが強調されるような期間だった訳ですが、問題は退任となるこのポストに対して手を積極的に挙げるものが“皆無“であったと言う状態です。

現在は、辛うじて(中国が全面的にバックアップする)一名の候補者(李家超=John Lee)が出て参りましたが、実情はと言うとこの職はこの数年で権力共々、完全に色褪せるものとなってしまいました。今や名誉ある役職ではなく、自らの評判やキャリアを台無しにしかねない厄職化してしまったこのポジション。本稿では林鄭月娥氏の陥落の経緯を交え、この職を引き継ぐことになる(であろう?)李家超氏の描く“明日“について考察をします。

詳しくはCCM香港HP
林鄭月娥行政長官の退任と李家超と言う人物

 - お役立ち情報, 生活, 香港 , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
香港に於ける新型コロナウィルス感染症の近況

日本では3月に緊急事態宣言がようやく解除されることになりましたが、一部の地域、例 …

no image
移転価格視点とロイヤルティー視点が重要となる香港

香港はアジアに置いて日本に一番近いタックスヘイブン地域であり、ここに進出する日系 …

no image
海外子会社の経営管理をサポートする際の移転価格上の判断について

経営管理サポートを海外子会社に対して提供する場合の注意点と言うものは何でしょうか …

no image
香港における過去50年の日本人社会の成り立ち

香港はアメリカのNYのように様々な国々から多くの人達が毎日のように訪れています。 …

no image
香港にとっての運命の年、“2047年”とは?

香港に住む者たちにとって(今から27年後である)『2047年』と言う年がまさに“ …

no image
またまた登場?来年度から導入が噂される「新出国税」

先月の26日、日経の紙面には日本の観光庁が新たな出国税を導入する検討に入ったとの …

no image
【重要】CCM香港休業のお知らせ

平素は格別のお引きたてを賜り誠にありがとうございます。 弊社CCM香港は、下記の …

no image
香港の雨傘運動、この4年は何だったのか?

香港が中国からの圧力異議を示す形で市民間に拡がった2014年の「雨傘運動」、別名 …

no image
香港の価値を多面的に考えるとどう言う『結論』へと至るのか?

ひと言で香港の『長所』は何か?と問われたとしたら貴方は一体どのように返答するでし …

no image
平成30年4月1日以降開始年度に影響を及ぼすタックスヘイブン税制の改正

今年の12月14日、国税庁から税制大綱が発表されました。毎年、この時期になると翌 …