“先回りする“香港のWeb3.0時代を法律がどう捌くのか?
Web3.0時代の到来禍間近と言われる中、同時代を象徴する技術である「NFT」や「メタバース」などの言葉が香港でも日常的に聞かれるようになって参りました。今や世界中が“現実社会“の空間であるオフラインソサエティーと共に、もうひとつの世界となるオンラインソサエティー、所謂、“仮想空間“を意識し、その想像に力を注ぎつつある訳ですが、その発展に伴う最初のハードルの存在もあることが分かって来ています。
しかしながら、そうは言いつつもこの流れは今後一層拍車がかかることは明確であり、香港では香港科技大学が独自に世界初のメタバースキャンパスの設立したり、アニモカ・ブランズ社(香港系企業)も昨年約7,500万米ドルの資金を調達・確保することで企業価値が約60億に到達するなど話題面でも事欠きません。こうした新しいマーケットの登場というのは人々の興奮を煽る形になったり、また“我先に“と言わんばかりにこの産業でのイニシアティブを持たんとする者の多く輩出することにはなりますが、ここで重要なのは、こうした商業面ばかりに目を向けるのではなく、むしろその“背骨“として存在する法的な準備の状況のことです。
今回はJETROが掲載した記事をベースとして香港のWeb3.0発展に伴う、著作権やコンテンツ保護の為の法律に関する改正状況と言うものに触れて行くことにします。
詳しくはCCM香港HP
【
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
「パナマ文書」以降、香港の資産管理や運用の方法で一体何が変化して来たのか?
2016年に公開された「パナマ文書」は、タックスヘイブンを利用した租税回避や不透 …
-
-
中国企業から見た直接投資先としての香港の価値
多くの切り口として日本をベースに考え、その“投資先”と言う括りで外国を評価するリ …
-
-
中国が発表した大湾区構想に巻き込まれる(?)香港
2019年2月18日、中国国務院(政府)は広東省と香港、マカオを一体化させるとす …
-
-
今更聞けない香港ビジネス基礎事項① ~会社秘書役とは?~
香港で法人を設立する際、日本の方々が一様に戸惑われる事のひとつに『会社秘書役(C …
-
-
今、改めて案内する海外法人設立の際の留意事項
近年、海外法人を設立しようとする日本人の方の数は(景気などに左右されず)継続的に …
-
-
新型コロナウィルス感染者「ゼロ水準」が続く香港
恐らく日本国内の多くの一般人にとって、まさか一年の最初の大型連休であるゴールデン …
-
-
輸出実績から見る、日本の 『売り物』 とは?
最近の海外での日本トレンドは様々なものへと広がりを見せています例えばその中には日 …
-
-
香港最新の夜景穴場スポット Ocean Terminal Parkingのオーシャンターミナル駐車場
九龍半島の先端から香港島の夜景を楽しめるスポットが誕生しました。 スターフェリー …
-
-
香港で個人ビジネスをスタートしたいと考える場合のあれこれ
政府施策の一環として副業が解禁となった今、それを受けた様々な企業が会社と従業員の …
-
-
「フィンテック」がもたらす恩恵を香港はどこまで享受しているか?
近年、さまざまな産業で、テクノロジー関連の話題が急速に広がっています。DX(デジ …
- PREV
- 香港のDXの状況から見る日本の課題点
- NEXT
- HKGでTKG?実は新しい食べ方が起こっている香港
