香港が狙う、CTC(財務統括拠点)を利用した新たな戦略
香港の利得税(法人税)の税率は16.5%であり、アジアでも際立って低い事は周知の事実です。またその他の側面を見ても、常に緩やかな市場環境作りに腐心して来たと言う実績もあり、世界中の人や企業を魅了して参りました。そして今では世界的な評価としても東京などを飛び越え、自由な金融センターとし力強い立場を確立するに至っております。
さて、そんな香港でございますが、昨年から財務省(Financial Secretary)を中心として更なる特典を付加しようと言う動きが出て来ております。
それが、CTC(財務統括拠点)に対する優遇策のことです。
詳しくはCCM香港HP 【 香港に財を集める施策:CTC制度による優遇措置について 】
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