CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

香港に取って代わる日が訪れるか?中国・深センの野望-1

中国にとって「香港」と言うところは一体どのような存在であったのでしょうか?その昔、例えば中国への返還前は多くの中国人達にとって香港は“憧れの地”であり、また返還後(の10年)は西洋や日本の最先端の技術やノウハウを纏った“頼り甲斐のある教師”、つまり望むことを“打ち出の小槌”のように叶えて見せてくれるような、そんなマーケットであったことでしょう。

しかしながら、現在の両者の“関係”というのは、多くの人達にとって上記のような風景がまるで“隔世の感”として溜め息をついてしまうようなものへと変化してしまっています。

2019年8月18日、中国メディアのひとつである新華社を通じて政府が発表したある「政策」と言うのは、今後、中国が中長期的な視点で香港の“役割”と言うものを再検討せざるを得ない段階に入っているのだと言うことを改めて世間に知らしめる意味に置いて一定の効果があったようです。

今回はその「政策」、つまり中国が深センの“機能強化”を行うことによって相対的に香港の特色を“無力化”すると言う、そんな計画の“横顔”を2回に分けてご案内して行きます。

詳しくはCCM香港HP
香港を“水際”にまで追い込むか?深センの「先行モデル区」と言う政策-1

 - お役立ち情報, 中国, 政策, 現地事情, 香港 , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
香港:来年度財政予算発表と顕在化して来た課題とは?

今年の2月22日、香港の財政長官である陳茂波(Paul Chan)氏は香港の20 …

no image
日本から脚光が当たり始めた香港の移転価格税制

結論めいた形の話を最初から言うと、数ある税制度の中で「移転価格」と言う分野につい …

no image
香港におけるAI事情について

2023年と言う年は一般人にとっても生活の中に明確にAI(人工知能)と言うものの …

no image
【コーヒーブレイク】台湾は“第二の香港“になってしまうのか?

2024年は世界的に見てもひとつの“転換期“となるような一年になる可能性を多分に …

no image
「フィンテック」がもたらす恩恵を香港はどこまで享受しているか?

近年、さまざまな産業で、テクノロジー関連の話題が急速に広がっています。DX(デジ …

no image
混乱期にある香港とそこに住む人々の意識

昨年6月に勃発した香港デモは、これまで幾つかの大きな衝突を経たこともあったことも …

no image
香港と日本の関係。「平成」を振り返ることで「令和」を想う

2019年5月1日、我国の歴史の中で“大きな変化”が訪れました。それは、過去30 …

no image
香港の資産も詳細申告が必要?『国外財産調書』の提出状況

香港やシンガポールと言った、俗にいう“タックスヘイブン地域・国”に資産を持つ日本 …

no image
香港を道具としてバランスを取る英国と中国

1年前のことになりますが、英国政府が香港人の救済を目的としてBNO(英国海外市民 …

no image
【コーヒーブレイク】「株式買収」と「資産買収」、海外進出をする時はどのような基準でどちらを選ぶのか?

新型コロナウィルス感染症の発生によって“パンデミック“が世界に拡がり、先の見通し …