香港のDXの状況から見る日本の課題点
昨今では「デジタルトランスフォーメーション」(DX)という言葉が巷で良く聞かれる言葉の中に入って来ました。時代が既にWeb2.0からWeb3.0へとシフトし、言わばその“黎明期“とも言える中に存在している現在の我々にとっては今後より一層、この「デジタルトランスフォーメーション」という一種の革新的なテーマに対して真摯に理解することが求められる時代へと突入することになる筈です。
既に実感出来るように、今後は最早、今まで以上に身の回りにあるものの多くがコンピュータのコントロール下に置かれることになるのは不可避なものであり、DXでイニシアティブを持てる国というのは将来の“勝ち組“と称しても強ち間違いではないでしょう。香港はこの分野に対する知見を他の国々から先立って官民で積極的に推し進めて来た事もあり、このDX分野に置いて先頭集団の中を走れているポジションです。これは後発となる日本などにとっては格好のお手本となる可能性を秘めていると言えます。
勿論、そのままの形で導入するのはそれぞれの国や地域の状況が異なるが故、ある程度の時間や予算がかかるのは否めないことにはなりますが、その点を割り引いたとしても最新のテクノロジー社会を下支えすることになるDXに関する取り組みと言うものは、日本としても大変興味をそそられる内容の話であるのは間違いないことです。
今回のBlogでは、香港が果たしてどのような基準を元として世界の中で高評価を得ることが出来たのか?と言う点を紐解き、またその逆に何故日本は例年、躍進が出来ずに下位に沈んでしまうのか?と言う事について考察をして行くことにします。
詳しくはCCM香港HP
【香港DXをお手本?日本のDXが遅れている理
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
こういう時期においても香港の富裕層は増える?
ここ数年の社会面や政治面を見た場合、“香港の将来像“を輝かしく描く人を探すのはか …
-
-
海外に何らかの支払いをする時に重要なこと
日本で全てのビジネスが完結するのであれば、全く考慮に入れる必要がないと言うタイプ …
-
-
海外で利用されている節税方法を国内法人に使用した場合
香港は場所柄、多くの国の方々が自国の課税負担との比較の中で節税を目的とした相談が …
-
-
何故、中国にとって香港が重要であり続けるのか?
近年の中国と香港の関係を振り返って見る時、(表面的な事象だけを取り上げて行くと) …
-
-
中国での「社会保険」に日本人駐在員は加入する必要があるのか?
弊社の業務範囲と言うのは香港を中心としてオフショア国(地域)などのご相談案件が中 …
-
-
アメリカ大統領選が与える影響と香港の将来
2020年アメリカ大統領選投票が去る11月4日に行われ、得票数において現職大統領 …
-
-
海外勤務者に対する課税問題。各種の費用支払いを日本本社が負担するケースについて
海外勤務者に対しては各種の諸手当、出国に伴う支度金、或いは語学研修費用など国内勤 …
-
-
日本が”支配していた”時代の香港について
意外に感じられる面もあるかも知れませんが、日本は第二次世界大戦中のある一定期間、 …
-
-
JETRO分析資料からみた香港における「スタートアップ」事業の近況
定期的なリサーチ資料として各産業界からも重宝されているJETRO(ジェトロ/日本 …
-
-
“難民化”しつつある、昨今の銀行口座開設希望者事情
既にこのCCM香港のコラムでも何回にも渡って昨今の香港での銀行口座開設事情の変化 …