CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

シンガポールが狙う、香港のアセット(資産)とは?

2022年が幕を明けました。昨年末に行われた香港立法会の選挙結果と言うのは、香港市民にとってまさに“踏み絵“に等しいものであり、多くの者は当地で起こっている“苦渋“の現実を噛み締める形になったと言えます。中国(中共)は香港に関して「政治面」での完全な統治を望んでおり、その徹底ぶりは益々拍車が掛かっていると評しても過言ではありません。この締め付けが厳しくなりつつある環境下に置いて香港人にとっての唯一の心の拠り所と言うのが経済面での活動について現時点ではまだ強いルール変更などが起こっていないと言うことです。実際のところ、この局面における北京のスタンスと言うのは、上述の政治面での圧力とは裏腹に、意外なほど?“寛容である“と言っても良いと言えます。その、慈悲的とも言える、待遇によって香港は依然として「国際金融センター」としての面目を保てていると言っても良いかもしれません。

一方、こんな状況を横目にしながら、香港の“ライバル“として長年比較をされているシンガポールはその地位を取って代わるべく、虎視眈々に彼の地の状況変化を窺っています。実際のところ、シンガポールは既にある部分においては香港を凌駕している市場へと成長しましたが、それでもより“確信的な部分“については香港の領域に入っているとは言い難いと言えます。

では(香港が持っていて)シンガポールが持っていないものと言うのは一体何なのでしょうか?

それは香港が所有するアセット(資産)です。今回はその面について触れて行くことにします。

詳しくはCCM香港HP
シンガポールが香港に取って変わる為にどうしても“必要なもの“とは?

 - お役立ち情報

  関連記事

no image
香港が纏う 『国際金融センター』 と言う評価軸

毎年春先に発表となる国際金融センターの順位ですが、これを調べる機関によっても順位 …

no image
“特別買収目的会社“が香港IPO市場を席巻する?

香港は言わずと知れた「国際金融センター」です。今まで世界中の企業が香港の演出する …

no image
アメリカ大統領選が与える影響と香港の将来

2020年アメリカ大統領選投票が去る11月4日に行われ、得票数において現職大統領 …

no image
香港新会社法、連結財務諸表作成の免除

今回は、香港新会社法379条に定める”連結財務諸表の作成免除&#82 …

no image
9月に迫る香港の「立法会「選挙の行方」

2020年5月に開幕した全人代で可決承認されることとなった『中国国家安全法』。 …

no image
2017年訪日外国人の動向

毎年、日本には沢山の観光客やビジネスマン達が訪れます。主としてアジアからの来客が …

no image
日本と異なる(?)香港の会計と監査

香港の会計制度や監査については今までも何度か取り上げて来ました。 一番分かり易い …

no image
香港競馬から見る、コロナ禍における我が国のオリンピック対策の乏しさ

ご存知の通り、東京オリンピックはどうやら“強行開催“の線が強くなったようです。 …

no image
香港と世界のジョブマーケットのトレンド

香港と言う地域は人材の流動性と言うものが日本の想像を超えたスピードで展開している …

no image
パンデミックに“香港”の名がついた時のこと

とうとう東京も4月7日の安倍晋三首相の記者会見の通り、翌日となる8日から有事突入 …