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ビジネスシーンとして見た香港の現状

8月12日、香港国際空港にはエアポート埋め尽くさんばかりの人垣が集まり、例の「逃亡犯条例」改正案に端を発した抗議活動が国際交通ルートを一時的に封鎖すると言う暴挙にまで発展しました。これによって当日は約300にも及ぶ数の発着便が欠航するなど甚大な被害が報告される顛末となったのは記憶に新しいところです。また、これに合わせて中国の武装警察が深センに配備を行うような動きも見られるなど(同様のニュースは米国のトランプ大統領もツイート)、まさに一触触発的な雰囲気が今の香港から漂って来ています。

このように、今回のデモの動きと言うのは、報道上では、非常に危機的な状況のように見て取れてしまう訳ですが、実際に香港に足を踏み入れて見たり、香港をベースとして活動している企業や人々にとってはむしろそのような状況はいたずらに誇張されているような向きもあるようであり、その意味では海外から見ている風景と、香港内から感じ取れる風景には一定の“乖離感”が漂っていると言う見方もあります。

今回は、ビジネスシーンから「今の香港」を見ると言う客観的ポジションから改めてその状況を考察します。

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大袈裟に報道されている?香港の現状

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