それでも中国は香港に“手を出せない”
9月に入り香港の行政長官であるキャリー・ラムが全面的に「逃亡犯条例」を撤回したにも関わらず、依然として香港市民によるデモ活動は収拾する気配すら見せていません。中国からすれば、10月の国慶節前に一連のこの事態を終結させ、少なくとも表面上は平和的に事を進めて行きたいのは想像に難くありませんが、中々思う通りには進んで行かないようです。
実際、些か短絡的ではありますが、仮に中国が世論を無視し第2の“天安門”如く全面的な武力行使を行えば、香港など1日経たずして“落城”させることは可能でしょう。また現在の「香港」が与える中国への影響と言うのも、こと経済上では返還時のような巨大なものではなく(当時は中国GDPの約2割が香港からのもの)、僅か2.7%に過ぎないの小粒のロットの市場にしか過ぎません。
では何故この“極小”の華南の一地域である香港に、超大国である中国が手をこまねき、そして持て余しているのでしょうか?実は、その理由は香港の背骨を支えているある“モノの存在”の為なのです。
詳しくはCCM香港HP
【何故、習近平は香港を“呑み込む”ことを、
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
【重要】 イースター(復活祭)期間休業のお知らせ
平素は格別のお引きたてを賜り誠にありがとうございます。 弊社CCM香港は、下記の …
-
-
アンケート調査に見る香港の経済動向について
香港経済を外から眺めていると、様々な“負のファクター“と言う情報に振り回されてし …
-
-
観光業テコ入れをスタートした香港とその懸念点
既に何度も触れている題材ではありますが、デモ運動から新型コロナウイルス感染症が流 …
-
-
香港の構造上の有利点とは何か?-2
香港を世界有数の地位に押し上げたく構造上の有利な点と言うのは前回、ご案内した「金 …
-
-
平成31年度の税制改正概要について-2
毎年の恒例行事でもありますが、昨年の12月、与党による次年度(平成31年)の税制 …
-
-
香港は何故、中国にとってOne&Onlyであるのか?
既に日本でも大体的に報道がされたことですが、去る7月1日、香港では新しい行政長官 …
-
-
香港人が“英国人”になる可能性とは?
香港デモを巡る情報や噂は様々なものがこの数カ月の間で出されて来ました。香港の行政 …
-
-
香港に集まる資本=何故、香港上場なのか?
ファンディング(=資金調達)を行う市場としてアジアで名高いところと言うのはわが国 …
-
-
帰国に伴うMPF(強制退職金制度)の取扱いについて
香港では日本で言う確定拠出型の年金制度、所謂MPF(Mandatory Prov …
-
-
香港における新型コロナウィルス感染症対策最新アップデート
去る12月3日、李家超(John Lee)行政長官は新型コロナ感染症対策の制度を …
