果たして第二の香港となれるか?大湾区プロジェクトからの展望を見る
世界の目から見ても、香港の金融機能はアジア諸国の中でも非常に洗練され、また発展されているとの評価は盤石です。今年3月の発表で、毎年の査定となる『国際金融センター』としての地位は残念ながらトップ3を維持することは出来ませんでしたが、これはその要因がハッキリしていると言うこともある為、金融関係者の間でもひと月経った今では意外な程“落ち着きを見せている”と言った方が適切な表現かも知れません。何故ならば、あれ程世間を騒がせたデモの影響をしてトップ3を堅持すること自体がむしろ尋常では無く、逆に平常時に戻った暁には早晩、香港はそのポジションを“取り戻すことになる”と容易に予想が立てられる面があるからです。
さて、前置きが長くなりましたが、今回のテーマの主体と言うのは香港を対比として考えた“ある地域”のことです。それは、中国の一帯一路プロジェクトの一角を占める『ビッグベイエリア構想』の中に置ける「マカオ」と言う地域の将来について、今後どのような発展計画があるのでしょうか?一説には香港を“凌駕する”計画があるとのことですが、本稿ではこちらに関する情報を考察します。
詳しくはCCM香港HP
【『 マカオ + 横琴新区 > 香港 』となるか?】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
医療事情を香港で自分なりに整えて置くことへの薦め(2)
海外生活を行う際に一番慎重に備えて置かなくてはならないことの一つと言うのは赴任先 …
-
-
中央に背いた“活動家“たちの現状
今から遡ること7年、時は2014年の香港で中国政府が決定した選挙制度に対する抗議 …
-
-
2020年1月の法人設立個別相談会のお知らせ
みなさま、こんにちは。CCM香港スタッフです。 CCM香港では定期的に香港法人設 …
-
-
香港の競争力は世界第何位?
毎年の5月前後になるとスイスのローザンヌにある国際経営開発研究所(IMD=Int …
-
-
通常の法人税と移転価格、その「調査」の違いとは?
「移転価格」と言うものは英語でTransfer Pricingと言い、企業相手の …
-
-
予想以上に根深いのか?『国家安全維持法』の締め付け
香港市民と中国の関係が決定的に転換した出来事と言うのは(このBlogでも何度も取 …
-
-
【重要】CCM香港休業のお知らせ
平素は格別のお引きたてを賜り誠にありがとうございます。 弊社CCM香港は、下記の …
-
-
香港政府の防疫措置の延長及び一部強化の情報
2020年12月15日時点の香港・マカオへの渡航制限、防疫措置情報です。 202 …
-
-
香港が挑む動物の生態系と人間社会の共存
多くの方々にとって香港のイメージと言うのは、その“前衛的“な都市の景観からここに …
-
-
海外で銀行口座開設を行う際に心掛けて欲しいこと2
香港やシンガポールだけでなく、“タックスヘイブン”と称される低課税地域や国での銀 …
- PREV
- 香港と台湾の、“中国との関係”について
- NEXT
- 香港にとっての運命の年、“2047年”とは?
