CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

新タックスヘイブン対策税制と香港

あなたがもし税務局のドアを叩いて“タックスヘイブン“と言う言葉を発したら、それを受ける税務官の頭の中にはおそらく「香港」と言う地域の名前が真っ先に頭の中に上がることでしょう。つまり、タックスヘイブン=香港、香港=タックスヘイブンと言う図式は国際税務を司る者たちにとって言わば“必須の組み合わせ“のひとつであり、取り締まりを強化する際にはほぼ100%、このテリトリーをベースに調査を始めると言っても過言ではありません

立地的にもタックスヘイブン地域として日本にとって一番近い海外と言うのは香港であり、歴史的に見ても、この地が租税回避と言うテーマで当局と企業の間で丁々発止のやり取りの舞台になった事は数多くあります。このように日本人や日本企業にとって香港の魅力のひとつと言うのは、香港と言う市場が(日本と比較して)遥かに緩い規制が敷かれていると言う事であり、軽課税と言う点でも香港はシンガポールと並んで他国の追従を許さないと言っても決して大袈裟ではない事実でもあります。本稿では、2017年に税制改正された点を踏まえて改めて現在適用されているこのタックスヘイブン税制の制度内容を見て行くことにします。

詳しくはCCM香港HP
キーワードで語る現在のタックスヘイブン対策税制

 - お役立ち情報, 海外法人(オフショア法人), 税務, 税務・税制, 設立, 設立, 香港法人 , , , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

seminar_img
海外法人設立+仮想通貨オンラインセミナー 2/21(水)開催

前半(20:00~20:30)は、香港法人設立に関するセミナーを行います。 日本 …

no image
香港vドバイ 果たして顧客が求める先はどちらか?

海外進出の比較軸として今まで香港の対象先として選択して来たエリアはシンガポールが …

no image
2015年香港経済から見る2016年の動き

どこの国でも同じ事ですが、毎年1度、その国の経済活動を表す指標なり数値が統計とし …

no image
2つの「特別行政区」、香港と澳門について

日本から香港に渡航される方々の中にはマカオ(澳門)を“セット”にして訪れるような …

no image
「中国と香港の違い」を表現した20枚のイラスト

2015年、丁度雨傘運動が集結して日も間もない時期、ある香港人のアーティストが擁 …

no image
中国と英国、「香港」を巡る“駆引き“

中国が昨年の6月30日に香港に対して制定した「国家安全維持法」(以下、“国安法“ …

no image
今更聞けない香港ビジネス基礎事項④ ~シェルフカンパニー~

お客様が香港法人設立を相談されるとき、よく会計事務所や法律事務所、或いは設立サポ …

no image
ChatGPTで定義される香港人と、現実的なと生活者から実感するその印象の違い

ネット社会になって久しい昨今ですが、香港にビジネス的或いは個人的な需要や興味を覚 …

no image
中国が発表した大湾区構想に巻き込まれる(?)香港 – 2

2019年2月18日、中国国務院(政府)は広東省と香港、マカオを一体化させるとす …

no image
今更聞けない香港ビジネス基礎事項⑤~香港の直接税

香港の直接税は僅か3種類のみです。 それらは先ず法人税に当たる『事業所得税』であ …