CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

シンガポールなどの圧力?香港が中国の政策から一歩だけ先んじるアクションを今取る理由とは?

9月に入り香港の“動き“が慌ただしくなって参りました。これはコロナ禍に関する域内の取り扱いに関してのものですが、「国際金融センター」としての立ち位置の維持を強く意識したアクションであることは想像に難くありません。このタイミングでそうした姿勢を打ち出す大きな理由と言うのは、これまでフォローして来ていた中国本土の政策(“ゼロコロナ“)に追従するスタンスを継続した場合、香港の強みである金融や貿易について手付かずの状況が(他国の開港とは逆に)継続することになるからであり、これでは他の国々からの競争や挑戦に対して打ち勝って行くことが困難になります。

その為、今や各国の対コロナ政策が一様に緩和方向へ舵を切る流れが顕著になりつつある現在、ようやく香港もその一歩を踏み出しつつあると言えるでしょう。メディアに対して920日に李家超行政長官が語ったこの“緩和策“の内容を中心として本稿では触れて行くこととしますが、同時にその先にはどのような傾向が見て取れるのでしょうか?

詳しくはCCM香港HP
香港もいよいよお尻に火がついた?「ゼロ・コロナ」から「ウィズ・コロナ」へと政策変更を検討する背景

 - お役立ち情報, 新型コロナウイルス , , , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
福島第一原発処理水に対する香港政府のスタンス

香港は日本にとって対外貿易先として非常に重要な位置付けとして認識されている地域の …

no image
オフショアセンター比較、香港かそれともシンガポールか?

海外進出にはそれぞれの目的があり、それらによって進出先国が変わるのは当たり前のこ …

no image
「中国と香港の違い」を表現した20枚のイラスト

2015年、丁度雨傘運動が集結して日も間もない時期、ある香港人のアーティストが擁 …

no image
「パートナーシップ」という進出形態について(香港進出)

前回は香港に於いて個人での事業進出を行う場合のメリットやデメリットにフォーカスを …

no image
香港が狙う、CTC(財務統括拠点)を利用した新たな戦略

香港の利得税(法人税)の税率は16.5%であり、アジアでも際立って低い事は周知の …

no image
「移民法」可決と香港市民の思惑

丁度日本ではゴールデンウィークに入るその前日にあたる4月28日、香港立法会が香港 …

no image
人材“流出“ではなくなっている香港の現状

昨今、不安定な世情が盛んに喧伝されている香港の状況ですが、必ずしも全てが“厭世モ …

no image
それでも引っ掛かる「移転価格税制」について

海外との取引で一番注意しなくてはならない税制と言うのは、やはり「移転価格」と言う …

no image
海外に何らかの支払いをする時に重要なこと

日本で全てのビジネスが完結するのであれば、全く考慮に入れる必要がないと言うタイプ …

no image
統括機能を装備する企業にとっての香港とシンガポールの異なる点

世の人達にとって「香港」と「シンガポール」は常に比較される対象として存在をしてい …