CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

規制の余波と経済の停滞が招いたアジアの中心プレイヤー達の状況と香港

アジア諸国の国力をベースに考えるとした場合、政治的(軍事的と言う意味も含めます)及び経済的なトッププレイヤーは言うまでもなく中国です。そしてその中国を取り囲む形で存在しているのが、言わば“中華圏“と称しても良い2つのタックスヘイブンの場所である香港と(華僑が多い)シンガポールとなります。

成長にやや翳りが見えつつあるとは言え、今でも中国はその巨大な商圏や購買力、また非常に長けている政治的な駆け引き等々…様々な面で横に並ぶ者を赦しません。しかしながら近年の統計的な数字を取り上げた場合、この超大国に於いてすら(以前のような)余裕があるわけではないと言う事実が露呈されている状況であり、今後の行く末には何ら確証めいた要素が“多くない“と言うのが現実的な話となって参りました。

また、それ以外の諸国に目を移すと長年の香港のライバル国であったシンガポールの突然の「失速」を記述しない訳には行きません。同国は、近年、正に“スキャンダル“と形容できるような金融問題が発生してしまったことに寄る負のインパクトでパワーバランスそのものの変化が現在深刻視されています。

このように、香港にとっては親(中国)とライバル(シンガポール)が混沌の度合いを深めるに連れ、自身の立ち位置への影響を考える段階になって来たのは間違いないことであり、今回のブログではこれらに焦点を当てつつ改めて香港の役割について考察をしていくこととします。

詳しくはCCM香港HP
周辺諸国の状況が転じることで「資産」が再び集まって来る事になった香港

 - お役立ち情報, 香港 , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
<コーヒーブレイク>ところ変われば?香港の「冠婚葬祭」について

洋の東西を問わず、「結婚式」や「葬儀」と言うものは人生にとって一大イベントです。 …

no image
オンショア所得とオフショア所得

香港で法人設立して実際に事業を行って参りますと、”オンショア所得&# …

no image
タックスヘイブン税制での裁判事例とは?

「タックスヘイブン税制」とは、正式名称として「外国子会社合算税制」の事を言います …

no image
色々と課題点が多い?『一帯一路』と『CEPA』の現状(1)

2000年初頭、香港が中国の“アンテナ的“な立ち位置となって貿易や金融などを中心 …

30976e65ef7e77042b32619c6ea313fa
”タワマン節税”にも税務局の手が!?

タワーマンション節税は完璧な節税方法だったのか? 相続税に対してタワーマンション …

no image
帰国に伴うMPF(強制退職金制度)の取扱いについて

香港では日本で言う確定拠出型の年金制度、所謂MPF(Mandatory Prov …

no image
海外税務〜どうにかして税金が安くならないかを考えてみる

香港などに進出を行うと、その土地の特性柄(=軽課税地域)もあり、企業は「税」に関 …

no image
「幸福度」ランキング 〜 香港は一体何位?

世の中と言うのものは兎角比較をしたがるものです。その対象となるのは無限にあると考 …

no image
海外子会社同士を合併させようとした場合に気をつけなくてはならない税法

海外のオペレーションは進出国のビジネス事情などを折りに付け確認しながら方向性に“ …

no image
“特別買収目的会社“が香港IPO市場を席巻する?

香港は言わずと知れた「国際金融センター」です。今まで世界中の企業が香港の演出する …