CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

日本と香港、富裕層を取り巻く税状況について

自分でリスクを取り、努力し、頭を使って財を築いても、相続が発生すると我が物顔でその財に対して”税金”を課税して来る税務局。

資産家の方々は、例えそれらの財を得る課程でしっかりと国内税法に従った納税を欠かさず行っていたとしても、(相続事由・贈与事由が発生してしまうと)こうなってしまうのが今の日本です。

仮に、日本が香港のような税制度を敷いたらこんな事(永遠の旅行者)にはなり得ません。ただ逆に香港のような税制度を日本が導入していたとしたら、間違いなく立ち行かなくなってしまうでしょう。

こうした納税義務を逃れる方法論と言うのは、この”永遠の旅行者”以外にも様々なものが出ていると言われております。
しかしそれが一旦、陽の当たる所に出てしまうと、徴収側(税務局)の調整(圧力?)で法改正が”追いかける”と言う図式が発生します。

まさにこうした事そのものが、”永遠の旅行者”ならぬ、”永遠のせめぎ合い”と言えなくはないでしょうか。

東京新聞 : 「富裕層税逃れ、監視強化 国税当局が専従チーム」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014092702000150.html

 - 日本, 海外移住・国際

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
“非居住者”になっても課税が発生する項目とは?

事業で成功したり、親からの遺産を相続したりすることで財を成される方々が多くの場合 …

クレド
【 “クレド”が作る社内文化と成長 】

海外でも国内でも会社を成長させる際に重要な項目はいくつもあります。 そんな中でも …

no image
中国と日本の課税方式の違いとは?

中国で事業活動を開始する際は様々な点を周到に用意する事が肝要です。 しかしながら …

30976e65ef7e77042b32619c6ea313fa
”タワマン節税”にも税務局の手が!?

タワーマンション節税は完璧な節税方法だったのか? 相続税に対してタワーマンション …

no image
183日ルールが適用されないケースとは?-中国

『183日』と言う言葉は国際税務上、非常に重要なキーワードです。 何故ならこの日 …

no image
日本で3番目に大きな税務訴訟の事例となった「IBM事件」

企業側と国側の税金を巡る訴訟と言うのはいつの時代も熾烈を極めるものです。特に案件 …

no image
またまた登場?来年度から導入が噂される「新出国税」

先月の26日、日経の紙面には日本の観光庁が新たな出国税を導入する検討に入ったとの …

3d people - man, people push up word "tax"
“出国税”が摘む(?)日本の将来

2015年の税制改正大綱に盛り込まれていた『出国税』。 日本の財政収支が昨年(2 …

banner_meeting
2018年11月の法人設立個別相談会のお知らせ

みなさま、こんにちは。CCM香港スタッフです。 CCM香港では定期的に香港法人設 …

no image
超富裕層に対する課税強化体制

毎年、課税強化に勤しむ我が国の税務局ですが、どうやら来年以降もその手綱を緩めるこ …