CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

今、改めて香港のデモと中国の対立を考える

今年は“コロナに明けコロナに暮れる“と形容しても良い程、まさに未曾有の一年となりました。この世界的なコロナ禍発生のために経済は痛み、結果として企業はこれまでの事業スタイルを根本から見直す状況へと追いやられるに至っています。こうした事もあり、昨年大きなトピックのひとつとしてアジアを席巻する形になっていた香港の抗議デモ(逃亡犯条例)はすっかり忘れ去られたようなものとなりつつあります。

しかしながら、現在でもこの一件に関する中国と香港(+欧米諸国)の戦いは依然として継続しており、予断を許すような状況ではありません。事実として「逃亡犯条例」の改正を伴う試みが挫折に終わった後、中国は香港の基本法そのものを破壊する「国家安全維持法」を制定することで、香港の自治権を本質的に無効化しました。

香港の一部アクティビスト達を中心として依然として抗戦を続けているとは言え、米国などのような中国の向こうを張る対抗勢力が本格的に香港の従来の立場をサポートしなければ、当地が享受して来た権利と言うものは遠くない将来の段階で潰えてしまう可能性は消えていません。今回は改めて香港が直面しているこの問題について、基本的な経緯をなぞる事で振り返って行きます。

詳しくはCCM香港HP
香港の権利の封じ込めと中国の運命について

 - ニュース, 中国, 現地事情, 生活, 香港 , , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
観光客のバランスに変化?香港と日本の昨今の現状について

香港を訪れる観光客の数は最盛期でおおよそ6500万人と言うものであり、その数字を …

no image
人口減少がトレンドとなりつつある香港の現状とその原因とは?

今年の5月7日、米国の大手電気自動車メーカーであるテスラのCEOイーロン・マスク …

no image
国が違えば選ぶ傾向も違う?日本と中華圏(香港&中国)の投資について-1

昨今、日本自身が“クールジャパン”と言う動きを官民で行なって来たこと等も影響を与 …

no image
香港が消えてなくなる?出生率から見る“命運“とは?

まだそう日が経過していない話ではありますが、昨年、米国テスラ社やTwitter社 …

no image
規制の余波と経済の停滞が招いたアジアの中心プレイヤー達の状況と香港

アジア諸国の国力をベースに考えるとした場合、政治的(軍事的と言う意味も含めます) …

IMG_7952
モロッコに行ってきました!?

こんにちは。CCM香港スタッフです。 気温が30度を超えて湿度も80%以上!室内 …

no image
香港ビジネスインフラについて

最近の香港の時事問題と言うのはどうしてもパンデミックの話であるとか国家安全維持法 …

no image
香港のAI発展事情とそれらに中心的に関わる企業・団体とは?

最先端のビジネスを語る時、テクノロジーの発展について広範な情報の領域をカバーし、 …

HK.AQHIjpg
香港の空気質指数をみてみよう

香港は空が霞んでいる日も多く、スカッ!と晴れて青空や夜景がきれいに見える日は少な …

no image
“恒常的な住宅難”と向き合う香港の“壮大なプロジェクト”

「香港」と言う地域を一般的なイメージで連想する印象と言うものは恐らくどれも似通っ …