どんな思いで現在のウクライナを見ているのか?香港人の無念とは。
既に世界中を揺るがしている大きな出来事にまで発展してしまったロシアによる「ウクライナ侵攻」。
去る2月24日、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は突如として自国軍に対してウクライナ侵攻の指令を出し世界に衝撃を与えています。ロシア側から見るこの“侵攻“の目的と言うのは、ウクライナを西側(NATO=北大西洋条約機構)に引き摺り込ませないことであったり、同国内に居住するロシア系コミュニティーの保護、また非ナチ化、そしてクリミア半島に対するロシアの主権承認と言ったものですが、これらをウクライナのゼレンスキー大統領は何れも拒否、“徹底抗戦“を表明することで両国の対立は益々激化の一途を辿っています。
こうした緊張が続く中、米国を筆頭としてEU諸国、そして我が国も(必死の抵抗を続ける)ウクライナへの支援を表明、逆にロシア側には中国がやんわりと付くなど今や世界を二分する流れとなっています。
そんな中でこの状況を見守る香港(人)は果たしてどのような考えに思いを巡らせているのでしょうか?
今回は、ある香港人のジャーナリストが決死の覚悟でこの“戦場“と化したウクライナに潜入し、同国と自国(香港)と言う、二つの“異なって似ている“立場について抱いた思いをご案内します。
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