活気に満ちた香港の旧正月 – 伝統と現代が織りなす春節の風景
2025年、香港もお正月がやってきました。伝統と現代が見事に調和した祝祭の雰囲気に包まれています。街のいたるところで見られる赤い提灯と桃の花は、春の訪れを華やかに彩っています。
伝統の味わいと祝福の装飾
老舗飲食店では、春節限定メニューの看板が掲げられ、香港の伝統的料理を求める人々で賑わいを見せています。
高級ホテルの華やかな演出
ペニンシュラホテルでは、建物全体を覆い尽くす赤い提灯の装飾が夜空を照らし、現代建築と伝統的な春節の装飾が見事に調和していました。壮大な提灯のディスプレイは、観光客の写真スポットとして人気を集めています。
獅子舞の伝統芸能
ホテルのエントランスには、緑と黄色の鮮やかな獅子舞の装飾が設置され、「彩獅鼓躍」(Lions Roar Blessings Pour)という文字とともに、来訪者を迎えています。これらの獅子舞は、春節期間中に実演が行われ、幸運と繁栄をもたらすとされる伝統芸能として、多くの観客を魅了しています。
桃の花で彩られる春
室内では、真っ赤な春聯(春節用の縁起物の飾り)と共に、満開の桃の花が飾られている。ピンク色の花びらと赤い封筒(利是:お年玉)が調和し、春の訪れを優雅に演出しています。
今年の旧正月は、コロナ禍を経て、より一層活気を増した祝賀ムードに包まれている。伝統的な文化を大切にしながらも、現代的な解釈を加えた香港らしい春節の風景が、世界中から訪れる観光客の目を楽しませています。
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
香港で上場するには…
以前ほどでなくなったとは言え、依然として企業の『海外進出先』の中で中心的な位置に …
-
-
デジタル人民元都市化する香港と中国の思惑
永らく『国際金融センター』として名を馳せて来た香港ですが、昨今の中国(及び香港政 …
-
-
【コーヒーブレイク】歴史から見て行く香港と言う地域について-1
今回は“コーヒーブレイク”と言うことで今迄様々な観点からご紹介している香港につい …
-
-
中国との関係に揺れる香港と台湾
度々、このブログでも取り上げているテーマですが、現在、“中国との関係“を、最大の …
-
-
香港の一国二制度の終焉と政治的な““駒と化す選挙制度
今までBlogの方向性と言うのは切り口として西側のスタンスを軸に論じて来た訳です …
-
-
2024年米国大統領選の結果から発生する香港に対する変化とは?
2024年の米国大統領選では(投票前こそ)共和党候補者であるドナルド・J・トラン …
-
-
【重要】偽メールを利用した香港への送金依頼詐欺に関する注意喚起
在香港日本国領事館より重要なお知らせが発表されました。 海外企業との間で取引を複 …
-
-
香港進出を前にして当地のビジネス環境を知るには?(2)
前回のBlogでご案内させて頂いた通り、香港がコロナからの全面開襟を宣言し、域内 …
-
-
香港は何故、中国にとってOne&Onlyであるのか?
既に日本でも大体的に報道がされたことですが、去る7月1日、香港では新しい行政長官 …
-
-
香港の雨傘運動、この4年は何だったのか?
香港が中国からの圧力異議を示す形で市民間に拡がった2014年の「雨傘運動」、別名 …