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外国のバイヤーから見る日本のもうひとつの"顔"=新手の投資市場

外国から見る「日本」と言うのは様々なものがあります。例えば長く海外滞在をするような在外邦人からすると"郷愁をひたすら誘われる国"であり、また外国人からすると世界中のどの国と比較しても一種特異な存在、またそれらを含めた世界中の総体的な評価としては、非常に発達した産業や文化を誇る国、と言ったものであったりします。

本稿では、そんな我々の国のひとつの断面である輸出、それも人々が関心を持つ農産水産物の輸出の面から見た日本、或いは日本を舞台にした新手のビジネス状況をご紹介します。

〇農産水産物等の輸出実績から見る日本の売り物
農産物等で輸出が顕著に増加している主な品目(平成20年から平成29年の比較)

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各々のアイテムの傾向を見て行きますと以下の通りとなっています。

例えば酒類では、平成29年のウイスキーの輸出額は136億円で急増していると考えられ、日本酒についてはニューヨークでの品評会の開催が行われるなど、米国への輸出が増加しているほか、香港、中国、韓国への輸出も急増しています。またビールについは韓国向けが急増中です。醤油は全体的に米国中心の輸出ですが、それ以外の地域・国でも増加傾向にあります(香港、韓国、中国向けは安定)。

また、牛肉については香港、カンボジア、アメリカで急増、更に米は香港、シンガポール、台湾向けで3分の2を占めると言う状況です。それ以外のアイテムでの傾向はどうなのかと言うと、ぶどう、いちご、ももは主に東南アジア向けが増加しており、その大半が香港、台湾向けとなっています。

緑茶に目を移すと米国向け3倍に増加したほか、台湾、ドイツ、香港、シンガポール、カナダ向けが多く、輸出先が多様化しているようです。


では食品以外のアイテムではどうなっているでしょうか?

具体的には盆栽(を含む植木)については、中国向けが急増しています。また、僅かではありますがイタリア、ドイツ向けもあり、盆栽の根強い人気とその広がりが伺えるかのようです。錦鯉を含む観賞魚では香港とオランダ向けの増加がみられ、ドイツ、英国、米国向けの輸出は安定していると言えるでしょう。


以上、こうした傾向を全体的な視点で見て比較して行くと、(ビール、醤油、緑茶を除いては)高級品が主に輸出されていると考えられる局面があり、東南アジア向けの輸出の増加などは、これらの地域の富裕層が増加しているのではと考えられます。

また、最近は高級車の中古ビジネスにも活況の兆しがあるようで、その中でも特に希少な高級車については、国際的なオークションで当初の販売価格に3倍弱で取引されるのが普通であり、最近の買い手は車マニアから投資目的の方に移っているようです。

更に中古の宝石についても、バイヤーが日本に集まっており、主にインド人が日本からダイヤモンドを購入し、インド国内で研磨しなおして売却しているとのこと。このような傾向から、今や日本は東南アジアやインドの富裕層から見ると、新手の投資市場へと印象が変化している国と言えそうです。

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