CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

香港“格下げ”から見えて来る、香港と中国の葛藤

96日、欧米の著名な大手各付け会社であるフィッチ・レーティングスが香港の格付けを発表しました。対象となったのは香港の外貨建て長期債ですが、それまでのAAラス(ダブルエープラス)と言う評価であったところからAAダブルエー)へとランクが下げられる内容結果となりました。そして、フィッチがコメントしたその理由と言うのが「一国二制度の枠組みは今後も残るが、中国本土との経済・金融・社会政治的結び付きの段階的強化は、香港が中国の統治システムに組み込まれて行く持続的なプロセスを示唆し、制度と規制の面で長期的により大きな問題を定期する」とのこと。

数年前に普通選挙を巡って発生した雨傘運動の時もそうでしたが、香港のデモと言うのは兎角長期化する傾向があると言え、今回のそれも前回同様に早数ヶ月に渡って継続的(毎週)に発生しております。

そしてその結果、この事態を重く捉えた各付け機関の一社がとうとう出て来ることとなってしまったわけですが、果たしてこの動きは今後どのようなインパクトを香港と言う都市に与えて行くことになるのでしょうか?

詳しくはCCM香港HP
香港の格下げと中国が抱えているジレン”の按配が解決への鍵?

 - お役立ち情報, ニュース, 生活, 香港, 香港法人 , , , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
今更聞けない香港のビジネス基礎事項⑧~会計基準および会計制度

香港の会計制度は、基本的に国際会計基準(IAS)を準用しています。 この準用した …

no image
【 香港に於ける課税対象所得の定義 】

事業活動を行っても法人税によって体力を”奪われる”と云う …

no image
香港は何故、中国にとってOne&Onlyであるのか?

既に日本でも大体的に報道がされたことですが、去る7月1日、香港では新しい行政長官 …

no image
香港で自己株式を買い受ける際に注意するべき課税関係の話

海外進出に関するスタイルは様々です。例えばそれは100%自己出資で一から海外事業 …

no image
徐々に、そして確実に“包囲されて行く“、我々の課税環境

一見、香港とはあまり関連が無いようなことではありますが、国際課税をベースに考える …

no image
20年目の節目を迎える香港の現状

既に一部の巷を賑わせていますが、今年の7月1日、香港はイギリスから中国へ返還され …

no image
香港が挑む動物の生態系と人間社会の共存

多くの方々にとって香港のイメージと言うのは、その“前衛的“な都市の景観からここに …

no image
今更聞けない香港ビジネス基礎事項③ ~ 香港進出をする3つの形態のメリット・デメリット ~

香港には様々な使い道がありますが、今回はその進出の形態とその際のメリット&デメリ …

no image
香港人の“日本愛“の象徴:日本発信のキャラクター達

香港人に『日本のイメージ』を問うとしたら、恐らくその中には日本のアニメやその中で …

no image
香港を存分に活用することで見るビジネス展開とは?

中国でのビジネスを考えるとき、必ずその前提として多くの方々の脳裏に浮かぶ都市が2 …