CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

改めて考える香港ビジネス、「進出」か「撤退」か?「継続」か「精算」か?

ここ1年の香港市場に関する企業の判断と言うのは残念な事に概ね“後ろ向き“であると言えます。これは社会的な動乱(デモ活動&コロナ禍)が局地的且つ全体的(“世界的“とすら言えます)が継続して発生してしまった事によるものであり、それらは一時期のピークを超えたとは言え、根本的な意味で解決したわけではなく依然として横たわっている「問題」と称しても良いでしょう。

こうした背景もあり、日本を含む世界各国の企業はオペレーションの統括を香港から移すことを検討したり、或いは香港法人そのものの存在意義について議論を始めたとの報道が最近では各メディアの報道の中で度々伝えられるようになってきました。

では、その実行のタイミングの“見極め“ですが、果たして早々に行うべきであるのか、或いは(その方面の)準備は進めつつも、状況の推移をもう少し静観した上で最終的な判断を下すべきなのか?と言う面では企業自身も“様子見“であると言うのが、現在の状況を最も的確に表すものなのかも知れません。

本稿ではこうした企業達の取る最終手段に関する一定の動きと、香港の市場価値がそれを眺める立場によって分かれてしまう二極化について考察を行います。

詳しくはCCM香港HP
時は来たのか?昨年から替わり始め出した香港の役割

 - お役立ち情報, その他, 生活, 設立, 香港, 香港法人

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
香港を巡って激突する中国と英国

先月(6月)のほぼ1か月をかけて世界中に衝撃を与えた香港政府による『逃亡犯条例』 …

no image
ようやく回復の兆し?香港「国際都市」復活の為の条件

前回のBlogでは直近の香港の経済状態が(各種有力イベントなど影響もあり)、久々 …

no image
香港が狙う、CTC(財務統括拠点)を利用した新たな戦略

香港の利得税(法人税)の税率は16.5%であり、アジアでも際立って低い事は周知の …

no image
出資比率に応じて変化するタックスヘイブン税制の取扱い(今年からいよいよ導入)

「香港」と言う地域を税務目線で見て行きますと、結論として「税務調査対象先」として …

no image
海外信託を使用すると言うこと2

「ウェルスマネジメント」を考えた際、使用できる方法と言うのは様々です。PB(プラ …

no image
海外設備を貸与する場合の税制について

海外への進出についてはその目的に応じて準備して置かなくてはならないもの(こと)は …

no image
香港人の「本音」は一体どの方角を向いているのか?

何処でも、そして何時でも世の中を牽引する層というのは若者です。それは香港でも例外 …

no image
香港の観光スポット案内!今からが旅行シーズン、香港をとことん楽しむ!

今年もいよいよ師走の時期に入って参りました。日本もこの数週で一気に気温が下がるな …

no image
コロナを含めた各種対応を迫られる香港政府の“深層“

9月に入って香港政府の新型コロナウィルス感染症の対応について大きな発表がありまし …

vaccine-5926664_1280
日本の「ワクチン検査パッケージ制度」に香港のワクチン接種は有効か?

昨今では、日本のみならずアジア諸国を中心として新型コロナウィルス感染症に対する対 …