香港の“年末“とは?新正月か旧正月か?
香港は中華圏に位置していることもあり、年に“2度”『正月』を迎える地域です。実際のところ、この風習は中国(香港を含む)だけでなく、アジアを中心として、例えば台湾やシンガポール、或いはマレーシア、インドネシア、タイにベトナムと言った(昔から)華僑が移り住んで行った国々や、(少し離れた位置にあるとは言え)韓国でもこの行事を毎年行います。ただ、そのスケール感や豪華さと言う点で言うと、やはり『旧正月』を主軸に置く“本家本元“の中国と香港は他国のそれと比較しても“一線を画すもの“であると形容しても良いでしょう。
事実、この時期の香港、特にクリスマスのイルミネーション設置から始まり、正月→旧正月へと続く期間と言うのは街中に“お祭り事“的な雰囲気が漂い、市民の装いを含めてその景観と言うのは一種独特のものを醸し出します。
今回のBlogでは、そんな“フェスティヴ“なこの時期の香港の雰囲気をお届けすることで、我々日本人や欧米人等が過ごす通常の『正月』(=新正月)と、香港(や上述の他のアジア圏の国々)が祝う、この『旧正月』を比較して行くことにします。
詳しくはCCM香港HP
【やはり『旧正月』が中心となるのが中華圏?香港の年末年始を飾る正月(新正月)と旧正月】
関連記事
-
良いビジネスコンサルタント会社の見分け方
日本のお客様から受ける問合せの中には香港でビジネス上良い取引先の選定のコツや質の …
-
オフショアセンター比較、香港かそれともシンガポールか?
海外進出にはそれぞれの目的があり、それらによって進出先国が変わるのは当たり前のこ …
-
海外における経営現地化の難しさ
海外展開を行う企業にとっては昔も今も恒常的課題として横たわるのは海外現地化への舵 …
-
観光客のバランスに変化?香港と日本の昨今の現状について
香港を訪れる観光客の数は最盛期でおおよそ6500万人と言うものであり、その数字を …
-
コロナを含めた各種対応を迫られる香港政府の“深層“
9月に入って香港政府の新型コロナウィルス感染症の対応について大きな発表がありまし …
-
日本の「ワクチン検査パッケージ制度」に香港のワクチン接種は有効か?
昨今では、日本のみならずアジア諸国を中心として新型コロナウィルス感染症に対する対 …
-
【コーヒーブレイク】「株式買収」と「資産買収」、海外進出をする時はどのような基準でどちらを選ぶのか?
新型コロナウィルス感染症の発生によって“パンデミック“が世界に拡がり、先の見通し …
-
コーポレートトレジャリーセンターから法人税率半額に至る香港の事情
香港は海外に対して非常に低い法人税率や所得税率を提供し、かつ様々な環境要素を整え …
-
そんなに遅くても大丈夫?香港の税務申告について
香港や中国などと違い、日本では「3月」と言う月は結構な負荷が掛かる月です。何故な …
-
香港行政長官の“変遷”から見えて来るもの
1997年7月、香港は旧宗主国である英国から新しい宗主国となる中国へと返還されま …