CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

ある日突然、登用している香港の会計事務所が清算してしまったら・・・

昨今の経済状況はやはり芳しいものではありません。香港や中国進出をされている日系企業様も人件費などのコスト上昇で利益を残すどころか赤字決算を強いられる年度が続いてしまうことが多くなってしまったり、結果的に事業規模の縮小や海外展開をしている構造そのものに手を入れる所も多くなって来ているとのことです。

さて、そう言う状況で“負の連鎖”が続いて参りますと、そうした企業様相手に取引を行っている業者様や企業様の月次会計や年度監査を承る会計会社なども、巡り巡って収益悪化の要因にもなって参ります。今回は実際に起こりつつある現地のケースを事例として質問形式でご案内させて頂きたいと思います。

 

<ケース①>

質問:
小規模で香港進出している我社にとっては現地法人の会計担当に辞められると非常に困る。
本社などとの連携上でも対応が滞る可能性が高いし、第一、自分自身が営業畑で今までやって来たのでこうした管理系の、まして企業財務の部分の対応をする知識を経験も充分でない。
どうしたら良いだろうか?

 

回答:
通常、お客様の様なケースに於いては香港現地法人の会計担当者をインハウスで置くか、外注(アウトソース)する形で対応されるのが一般的です。実際のところ・・・・・・

続きはCCM香港HP 【現地法人の会計担当の確保は、どうしたら良いだろうか?】

 

 - 税務, 香港法人 ,

  関連記事

no image
香港に於ける会社清算の種類

香港は市場経済においてレッセフェール(laissez-faire=自由放任主義) …

no image
統括機能を装備する企業にとっての香港とシンガポールの異なる点

世の人達にとって「香港」と「シンガポール」は常に比較される対象として存在をしてい …

no image
今年の雇用関連条例の変更点とは何なのか?

香港でも労働者の待遇については都度、ハイレベルなステージ(例:立法会等)で審議さ …

no image
香港会計・税制・税金のまとめ-1

香港を会計や税制、あるいは税金と言う括りで眺めて行くと、日本などのオンショアマー …

no image
香港の構造上の有利点とは何か?vol01

世界の他の国や地域と香港を比較すると、様々な面で当地を世界有数の場所に押し上げた …

no image
香港と中国における債権回収について

これは日本であろうが海外であろうが一向に変わるものではないのかも知れませんが、企 …

no image
今後の香港ビジネスの描き方

昨今の香港情勢を鑑みると、企業の経営サイドとして判断に困難を伴うと見るのが一般的 …

banner_meeting
2018年3月の法人設立個別相談会のお知らせ

みなさま、こんにちは。CCM香港スタッフです。 CCM香港では定期的に香港法人設 …

no image
通常の法人税と移転価格、その「調査」の違いとは?

「移転価格」と言うものは英語でTransfer Pricingと言い、企業相手の …

no image
【APAとは何のことか?】

“APA”と呼ばれるスタンスが海外拠点を持つ企業の間では …