香港と台湾の、“中国との関係”について
「日本加油」(=日本頑張れ)
4月21日、台湾が日本に対して送った200万枚のマスクが成田空港に到着しました。“人道的支援”と言うことでマスク不足に悩む日本国内に向けて台湾政府がこうした「必要物資」の提供を申し出たことは日本で非常に好意的に捉えられています。
またそれより先立つこと3日前の4月18日には台湾の蔡英文総統がTwitterで日本へのエールを贈るなど、一足先にコロナ災禍に対して成果を出している者としてのサポートを表明しました。この新型コロナウィルスへの対策で成果を出しているところは何も台湾だけではありません。香港も連日、一日あたりの感染者数が一桁台に止まる段階まで来ており、依然として油断出来ない状況であるとは言え、このパンデミックに対するゴール地点が薄っすらと見えて来るような段階へと入りました。
さて、この「台湾」と「香港」ですが、両者は共にアジアきっての大国に成長した中国と“浅からぬ”関係を持っています。本稿では各々のスタンスの違いをご紹介することでこのアジアの火薬庫になりつつある課題を説明します。
詳しくはCCM香港HP
【一卵性双生児(?)、“共通の親”
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
【 “クレド”が作る社内文化と成長 】
海外でも国内でも会社を成長させる際に重要な項目はいくつもあります。 そんな中でも …
-
-
“追徴課税”と言う打ち出の小槌
本日のニュースで、住宅建材大手トステムの創業者(2011年死去)の長女が東京国税 …
-
-
国際金融都市で起こる動乱
2019年6月に起こった超大型デモは、そのスケールと同じくして香港と言う地域を揺 …
-
-
林鄭月娥(Carrie Lam)前香港行政長官の5年
香港における今年の“大きな転換“と言うのは、(少なくとも形上では)当地の行政長官 …
-
-
【 海外居住親族に係る扶養控除の改正① 】
海外に居住する親族について日本で扶養控除や配偶者控除等の適用を受けたいと思われる …
-
-
【コーヒーブレイク】 不動産投資(日本国内vs海外不動産)の特徴と比較
香港居民の間で投資に関する話題が上がると必ず盛り上がる分野と言うのが「不動産」で …
-
-
【 敵対的買収劇がもたらしたもの-2007年ブルドックソース事件とは? 】
2007年5月中旬に突如発生した企業買収を巡るこの事件、米系投資ファンド会社ステ …
-
-
大湾区プロジェクトの中での香港の役割とは?
中国政府が「一帯一路」という国家プロジェクトをスタートした際、当時は広東省や香港 …
-
-
またまた登場?来年度から導入が噂される「新出国税」
先月の26日、日経の紙面には日本の観光庁が新たな出国税を導入する検討に入ったとの …
-
-
パンデミックに“香港”の名がついた時のこと
とうとう東京も4月7日の安倍晋三首相の記者会見の通り、翌日となる8日から有事突入 …
