遂に開港!2023年の香港ー日本の行き来上に必要な各種手続きについて
前回のBlogでも触れたように香港の観光業の復興はゼロコロナ政策下では不可能と言えるものでした。習近平国家主席の意向は中国・香港にとっては“絶対的“なものであり、その為、変更には(面子を重んじるが故の)大義名分なるものが必要だったと言えます。とは言え、昨年の半期を過ぎた辺りから流石に中国そのものもこの政策に固執することによる“疲労感“が見え隠れし始め、一部では政策変更を求めるための大掛かりがデモが一般市民によって起こされる等々・・・、このように中国国内ではカオス的な雰囲気を扇動するかのような動きも露呈していました。
そして年が明けた1月4日、中国の先導的なポジションにいるとされる香港が、それまでタイトにしていた様々な面の規制を緩和・撤廃を決めることで自由に域内外を行き来することが可能となり、最初の「大型連休」となる旧正月期間をキッカケとして観光業界のテコ入れに期待を寄せられています。そこで今回のBlogではこうしたコロナ政策緩和・撤廃を決めた香港と、往来客数が中国を除くと断トツに高い我が国日本との間を往来する方々の為に現時点で認識・準備して置く必要のある情報の整理して見たいと思います。
詳しくはCCM香港HP
【ポストコロナにおける香港–日本間の往来で認識・準備しておくこと】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
質問形式で明らかにする香港の魅力とは?
香港に住むメリットを一つだけ挙げろと言われたら、一体何を思い浮かべることでしょう …
-
-
香港開港宣言!今年から香港がようやく“近く“になる?
香港のコロナ対策は“終結を迎えた“と言っても間違いないと言える発表が、この程香港 …
-
-
デジタル人民元都市化する香港と中国の思惑
永らく『国際金融センター』として名を馳せて来た香港ですが、昨今の中国(及び香港政 …
-
-
どんな思いで現在のウクライナを見ているのか?香港人の無念とは。
既に世界中を揺るがしている大きな出来事にまで発展してしまったロシアによる「ウクラ …
-
-
「逃亡犯条例」、遂に撤回!香港住民が獲得したものと今後の情勢とは?
2019年9月4日、香港行政長官であるCarrie Lamが正式に「逃亡犯条例」 …
-
-
香港の競争力は世界第何位?
毎年の5月前後になるとスイスのローザンヌにある国際経営開発研究所(IMD=Int …
-
-
香港における新型コロナウィルス感染症対策最新アップデート2
前稿では、去る7月9日に更新された香港のコロナ禍対策の詳細をご案内させて頂きまし …
-
-
乖離する「香港観」。媒体を通すものと現実の世界の違い
物の見方と言うのはそれぞれが持つ先入観と言うものに多分に影響されるものです。また …
-
-
「香港−日本」を含めたアジア諸国での出入国規制のあれこれ〜
出入国の管理の“厳格化“と言うものは、今回の新型コロナウィルスのようなパンデミッ …
-
-
主権は一体どちらに?香港を巡る中国と英国の解釈と立場
「物の見方」と言うものは多くのケースにおいてとても多面的になり、論議の的(マト) …
- PREV
- “開港“段階へとシフトしつつある香港の現状
- NEXT
- 香港のDXの状況から見る日本の課題点
