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『官民』連携となって取り組む明日の『飯の種』=香港のAI発展の為のについて

更新日:2023年08月25日

今後の経済・ビジネスを引っ張って行くものは一体何であり、またどのような発展を行って行くのか?と言う命題の根底にはAI(Artificial Intelligence=人工知能)の存在無しには語れなくなりつつあります。換言すると、この分野で他の誰かに先んじると言うことは、即ち次の10年、或いは20年の間での"勝者"が果たして誰になるのか?と言う問いに対して答えていると言っても過言ではなく、故に世間から大きな注目を集めています。

またこの分野での躍進は国全体の発展にも大きな影響を及ぼすことになるのは明らかでもある為、その観点からも自らの政府を中心として構成される"知の共有"体制をいち早く整えることは今後の社会の発展の最重要ファクターと称しても大袈裟な表現ではありません。


ではその論点で香港の状況を眺めて行くと、この分野に対する彼らの取り組みと言うのは現在どのようになって来たのでしょうか?

以下は当地でのAI発展の為に打ち出している各種項目についての概要となります。

①政策の推進
香港政府はAIを戦略的な重要分野として位置付けており、AIの発展を支援する為の政策・枠組みの策定を行います。

②研究開発の促進
香港の大学やシンクタンクのような研究機関においてはAIに関するリサーチや研究開発が非常に積極的に行われています。勿論、これらの動きに対して政府は研究資金の提供や産学連携の促進・推進を通じてAIのイノベーションの支援を行います。

③技術人材の育成
当地ではAIに関する教育プログラムやトレーニング、また定期的なセミナー開催などその教育・啓蒙に力点が置かれており、今後のAI人材(専門家や技術人材)の育成に力が注がれています。

④スタートアップ企業の支援
香港ではAI関連のスタートアップ企業の育成を支援しており、それらの企業への資金援助や助言・ネットワーキングの機会を提供しています。

⑤イノベーションエコシステムの構築
AI産業のエコシステムを構築する為の取り組みが香港では行われており、これには産業界、学術界、そして香港政府の連携や協力が積極的に行われています。


ではこうした論点に寄与する具体的な企業や団体と言うのは一体どのようなところになるものなのでしょうか?以下は(一部抜粋となりますが)その中心的な団体です。

1.香港科技大学(Hong Kong University of Science and Technology)
2.香港中文大学(The Chinese University of Hong Kong)
3.香港科学技術研究院(Hong Kong Science and Technology Research Institute)
4.香港人工知能同盟(Hong Kong Artificial Intelligence Alliance)
5.香港電子業界協会(Hong Kong Electronics Industry Association)

またこうしたAIを武器として躍進する当地企業も併せて列記して置きますのでご参考下さい。

*以下はAIビジネス分野で活躍する企業リスト(一部)

<企業名>
A.SenseTime
B.Megivii
C.ICarbonX
D.DeepMind Hong Kong
E.CloudMinds
F.Horizon Tobotics
G.Yitu Technology
H.Malong Technologies

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