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香港は多様性に富んだ魅力的な観光地が数多く点在しており、各々は全て特徴的な魅力を兼ね備えています。今回その中から選定した５つの場所の筆頭を飾るのは、今や香港の代表的な観光名所となった「香港ディズニーランド」です。

「香港ディズニーランド」は2005年9月に開園し、以来圧倒的な"人気スポット"としてその役割を担って来ています。立上げ時期を振り返りますと、ディズニーと香港政府双方は1999年にテーマパーク建設に関する合意に達し、ここから香港ディズニーランド建設プロジェクトがスタートしました。

建設中、「香港ディズニーランド」は"アジア太平洋地域初のディズニーパーク"として期待されたことは言うまでもなく、ディズニーの世界観に対して香港の文化や風景を取り入れることでその独自性を演出し、またそれらを強調するような試みが成されました。

勿論、ディズニーファンにとってはこの新しいテーマパークはまさに夢のような場所であり、マジックキングダムやトゥモローランドと言った定番のアトラクションに胸を踊らせる子供達も数多く居たのは想像に難く有りません。

香港ディズニーで特徴的な点は上述のアトラクションを通してディズニーキャラクターと触れ合えるだけではなく、香港独自の要素も盛り込まれていると言う事です。故にここを訪れる家族連れや子供たちにとっては殊更特別な思い出となる場所となって来たのは言うまでもありません。

次に挙げるべきは「香港オーシャンパーク」です。

「香港オーシャンパーク」は、今から遡ること46年前に当たるの1977年に開園しました。当初は"海洋生物の保護"と研究を目的（故に名前にも"オーシャン（＝海洋）"がつけられています）としていましたが、その後、徐々に生物や動植物の展示と保護が主題としつつも多彩なアトラクションを盛り込むことで テーマパークとしての"転身"を見事に果たしました。

所在地は香港島の南部に位置し、その広大な敷地の中には独自の水族館や動物館、或るいは遊園地など様々なエキシビジョン＆アトラクション施設が建てられていまます。特にパンダやイルカはここを訪れる観光客に人気があると同時に（元々が研究施設であることもあり）海洋生物や自然保護に対する啓蒙を提供する場所にもなっています。

一時期、「香港オーシャンパーク」はSARSやコロナ禍で観光客が激減した際は他のエンタメ企業同様、経営危機に陥いりましたが今では何とか乗り切り、環境教育に焦点を当てたプログラムや施設等の整備を行いながら地元市民と外国からの観光客に対してその魅力を提供し続けています。

その他に挙げなくてはならない地域は「香港ビクトリアピーク」です。

ここは昔から香港の観光名所の代表格として認識されており、"百万ドルの夜景"と称される香港の美しいパノラマを一望出来る場所で有名です。セントラル（香港島の中環）地域から発車する勾配急なケーブルカーで頂上(The Peak)まで登ると、そこには展望台が位置しており（終点駅）、そこから眺める夜景はまさに"絶景"のひと言、観光客は香港に来たことを改めてその場で感謝し満足するに違いありません。

また、次に挙げる場所としてお勧めなのは「ビクトリアハーバー」です。当地は特に夜のシンフォニー・オブ・ライツと呼ばれるライトショーをご覧になられることをお勧めします。工夫を凝らしたライティング技術によって照らし出される周囲の建物や船等はこれら美しいライトが繰り出す数々の"マジック"で様々な「顔」を披露します。ロマンチックな雰囲気漂う中、夜の香港を楽しむにはまさに打って付けのイベントと言っても言い過ぎではありません。

最後はショッピング。

ショッピングについては高級ブランドが引き締めく繁華街中心地（例：セントラル、コーズウェイベイ、チムシャーツイなど）がありますが、やはり"穴場的"にはモンコック（旺角）が最右翼となることでしょう。通りの名前にもある種独特なものがあり、"男人街"や"女人街"と言った場所には衣類や雑貨、アクセサリー等を主力として多くのアイテムが購入出来ます。ここで掘り出し物に出会える可能性もあるやも知れず、是非とも来港の際には訪れて見ると良い場所のひとつと言えるでしょう。

以上、駆け足的にはなりましたが香港観光名所の特選を今回はご案内しましたが如何でしょうか？

香港は多面的な楽しみ方が満載の場所であり、皆さんの旅のデザインをするには事欠かない観光地と言っても過言ではありません。これから訪れるクリスマスや年末年始、そして旧正月の時期でご計画されてみることをお勧めします！