香港人の「本音」は一体どの方角を向いているのか?
何処でも、そして何時でも世の中を牽引する層というのは若者です。それは香港でも例外ではなくここ1年で起こっていたデモ運動の中心と言うのは香港の若者たちでした。彼等は香港の将来を憂い、自分たちの力によって香港の方向性に変化を起こそうと戦っていた訳ですが、中国側の超法規的な措置である「国家安全維持法」によって、現在その情熱が潰えてしまうような楔(くさび)を打ち込まれてしまった格好となっています。
一方で(「香港の意向」として前面には出てまいりませんが)、こうした若者たちの意に添わない意見と言うのも香港のある層には存在しているのも事実です。それは主に香港で仕事に従事する現役組からのものであり(多くを語らずとも)その意見には重みを感じると言っても過言ではありません。
様々な思惑に揺れる現在の香港…。
本稿では改めてこうした現在の香港人たちの心境及びスタンスについてフォーカスを充てて参ります。
詳しくはCCM香港HP
【それぞれの立場とそれぞれの考え。「香港」を巡る市民の立ち位置】
関連記事
-
国慶節の花火を観て来ました!
例年、秋口に於ける香港の一大イベントと言うとそれは何と言っても国慶節の花火! 『 …
-
香港の会計事務所が突然解散することになってしまった・・・・
昨今の経済状況はやはり芳しいものではありません。香港や中国進出をされている日系企 …
-
一体どの国の税法が適用される?国際税務に関する疑問
前回は其々のビジネスフェーズ(⒈製品を輸出するケース、⒉海外(香港)企業とライセ …
-
海外で退職する社員の退職金はどうする?
例えば会社の海外現地法人などの責任者として赴任させた社員が現地で退職を迎えるよう …
-
海外で銀行口座開設を行う際に心掛けて欲しいこと1
香港やシンガポールだけでなく、“タックスヘイブン”と称される低課税地域や国での銀 …
-
中国で確定申告は必要か?
税金を支払う季節になって来ると、この手の質問が当社にもお客様から来る事が多くなっ …
-
ようやく緩和措置の導入?香港のコロナ対策について
世界のコロナ情勢を見ると、一時期の混乱期を経過して徐々に各々の解決策が実を結びつ …
-
香港法人の会計監査まで手が廻らない…?コンサルティングの必要性とは。
香港進出などをされるお客様は、タイプ的に2つに大別されると云っても過言では無いか …
-
中国と英国、「香港」を巡る“駆引き“
中国が昨年の6月30日に香港に対して制定した「国家安全維持法」(以下、“国安法“ …
-
人口減少がトレンドとなりつつある香港の現状とその原因とは?
今年の5月7日、米国の大手電気自動車メーカーであるテスラのCEOイーロン・マスク …