パンデミックに“香港”の名がついた時のこと
とうとう東京も4月7日の安倍晋三首相の記者会見の通り、翌日となる8日から有事突入と言うことで『緊急事態宣言』が発表されました。この決定に至るまでの国内一般の見方と言うのは、常に後手に回る現政権の判断の遅さや具体的な施策の実効性(例:入国者管理、一家庭マスク2枚支給等)に不満や疑念を持ってしまうことが殆どであり、改めて国としての現状認識の甘さを世界中に露呈したような格好です。
では一方で、現在の香港の状況と言うのはどうでしょうか?香港はこの新型コロナウィルスへの対策をSARS発生時の経験を踏まえた形で機能的に活かしていると言えます。結果、961人の累計感染者数に対して死亡者が僅か4名(2020年4月9日午前0時42分発表の統計数字<WorldMeterより>)と言う状況に止まっており、人口の密集度合いを考慮に入れると、非常に優秀な対策を講じた地域のひとつとして充分に評価出来るものでしょう。
しかしながら、これだけの結果を残している香港ではありますが、その昔はこの香港から発症したと言う『香港かぜ』と言うパンデミックがあった事を振り返る人々は余りいません。今から半世紀以上前に発生したと言う、この『香港かぜ』なるものは一体どのようなものであり、当時の世界をどれだけ深刻な状況に追いやったのでしょうか?
本稿ではその内容に触れて参ります。
詳しくはCCM香港HP
【『香港かぜ』と言われるパンデミックが流行した1968年の被害
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