“有名無実“を改めて確認する形となった香港の選挙制度
抜本的な“改革“が行われて数年経過した形になる香港の選挙制度ですが、今回行われた「新たな選挙制度」を嬉々として喧伝したのは中央政府と香港政府関係筋だけだったと言っても過言では無いでしょう。
既に政治的な観点おいては“レームダック化“して久しい香港ではあるので、こうした結果は特に大きな驚きを持って国際世論には受け止められていませんが、それにしても、香港に在住する者や香港を愛する者にとっては、まるで今まで健在であった「支柱」と言うものを失っていくような焦燥感や、或いは朽ち果てて行くような厭世観が漂うのは致し方ないことでもあります。
投票率が過去最低である30.2%となってしまったと言う今回の選挙。本稿では今、香港を覆う“憂い“について考察して見ることにします。
詳しくはCCM香港HP
【厭世観が漂う香港の選挙。主権はどこに?】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
質問形式で明らかにする香港の魅力とは?
香港に住むメリットを一つだけ挙げろと言われたら、一体何を思い浮かべることでしょう …
-
-
日本から脚光が当たり始めた香港の移転価格税制
結論めいた形の話を最初から言うと、数ある税制度の中で「移転価格」と言う分野につい …
-
-
香港での法人設立維持費用には何故業者によってバラツキが大きいのか?
香港に事業進出を検討する際、当然の検討事項として上がるものは法人設立に関すること …
-
-
【重要】CCM香港休業のお知らせ
平素は格別のお引きたてを賜り誠にありがとうございます。 弊社CCM香港は、下記の …
-
-
香港であるお祭り&催事についてご紹介
香港でも日本同様、一年を基準に考えるとその季節ごとに様々なお祭りや催事があり市民 …
-
-
【コーヒーブレイク】海外進出企業が陥る「罠」 〜何故、日本企業は成功出来ないのか?
世界がコロナ禍の状況に陥ってから早2年近くに経過しますが、日本のような島国であっ …
-
-
日本採用の外国人スタッフの海外赴任による「在留資格」へのインパクト
日本から海外に駐在する方々は何も日本人だけに限りません。昨今では企業の大小を問わ …
-
-
香港は「グローバル教育」実践の場?
海外赴任となると、国内での勝手とは違い、自分自身の仕事も責任範囲が拡大する為それ …
-
-
海外に支店を設置すると言う事
『海外進出』の際に本部が検討するオプションの中には、果たしてそれを『現地法人』と …
-
-
香港における新型コロナウィルス感染症対策最新アップデート1
以前もご案内した情報となりますが、刻一刻と変化するコロナ禍での状況について今年の …
