香港の人材「テコ入れ」に乗り出した思惑
このブログでは過去に何度か取り上げたテーマである香港の「人材流出」について考えてみましょう。実際、この問題は香港を悩ませ続けてきた重要な課題であり、実際に何十万人もの人々が香港を離れていることは周知の事実です。しかし、新型コロナウイルスの脅威が徐々に収束している現在、香港政府が「反転策」として人材のテコ入れを進めるための施策を打ち出しました。
労働福祉局局長のクリス・サン氏は先月(2023年5月16日)に、従来13種類に限られていた枠を51種類に拡大すると発表しました。これにより、これまで香港で就業の機会が限られていた外国人(中国人を含む)が今後はより多くの機会を得る可能性があります。その結果、人材誘致策が本格化し、香港への移住を含む流れが生まれるかもしれません。
では、香港がこの政策を導入する思惑は一体どのようなものなのでしょうか?この記事では、香港が積極的に人材誘致に乗り出す背景を考察してみたいと思います。
詳しくはCCM香港HP
【香港の人材誘致政策により受けられる優遇措置を受けるための対象層は?】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
2月の法人設立個別相談会は、2会場で開催予定です!
みなさま、こんにちは。CCM香港スタッフです。 CCM香港では定期的に香港法人設 …
-
-
香港に取って代わる日が訪れるか?中国・深センの野望-1
中国にとって「香港」と言うところは一体どのような存在であったのでしょうか?その昔 …
-
-
香港会計・税制・税金のまとめ-3
1回目で香港の会計制度、そして2回目となる前回では香港の税制概要についてご案内さ …
-
-
香港法人税、ついに一桁台に!
とうとうと言うか、遂に香港が法人税率一桁台の領域に踏み出す決心をしました。去る2 …
-
-
【2カ国で課税?日本と香港の双方の居住者となる場合】
香港では、1(課税)年度に180日以上、又は連続する2(課税)年度において300 …
-
-
海外における経営現地化の難しさ
海外展開を行う企業にとっては昔も今も恒常的課題として横たわるのは海外現地化への舵 …
-
-
CCM香港会計記帳業務アウトソーシングサービス
海外進出規模に関わる部分が大きいですが、香港法人設立を行い法人運営の視点で考えた …
-
-
新型コロナウィルス対策:『追加支援策』に見る香港と日本の違い-2
与党の一方である公明党の山口代表が4月15日、自民党安倍晋三首相に対して新型コロ …
-
-
【コーヒーブレイク】日本の親会社が税務対象となってしまったら
税務対象となった企業はその対応に追われるものです。社長は社長で何時間も拘束され、 …
-
-
仮想通貨(暗号通貨)に関する所得の計算方法等についてー9
> 仮想通貨(暗号通貨)に関する所得の計算方法等についてー1 > 仮想通貨(暗号 …
