CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

色々と課題点が多い?『一帯一路』と『CEPA』の現状(1)

2000年初頭、香港が中国の“アンテナ的“な立ち位置となって貿易や金融などを中心に世界からの資本や企業を集った時、そのベースとなった協定が『CEPA(香港・中国経済貿易緊密化協定)』と呼ばれるものでありました。その内容は香港が“牽引車“となり、巨大なマーケットを有する中国を世界に大きく宣伝・利用する為の役割が骨子ではありましたが、その後、習近平氏が立ち上げた国家プロジェクトである『一帯一路』によって今ひとつその輪郭がハッキリと見えて来ないようなものへと変化しているのが現状です。

では今後、次のステップとして香港と中国がこの“二つの柱“をどのように扱って行くのか?と言うことをテーマに据えたとした場合、過去から現在までの時間軸の中で双方の制度がどのような立ち位置であったかを先ずは検証し、そしてその中で発生している課題点を洗い出して行くことは不可欠な要素であると言えます。

何れにしても今回と次回のBlogでは香港と中国双方に与えた『CEPA』と『一帯一路』の行く末と言うものを、大胆に占って見ることにしましょう。

詳しくはCCM香港HP
“制度“を飲み込む“制度“?「最適解」をどのように香港と中国は出して行くつもりなのか?

 - お役立ち情報, 中国, 香港 , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
好景気の表れ?香港政府の財政予算案

今年の2月28日、香港の財政長官である陳茂波(Paul Chan)氏は2018/ …

no image
コロナを含めた各種対応を迫られる香港政府の“深層“

9月に入って香港政府の新型コロナウィルス感染症の対応について大きな発表がありまし …

no image
香港周辺の地域、「マカオ(澳門)」とはどのような場所か?

香港に来られるお客様の中には、スケジュールが許せばフェリーで1時間強先のマカオ( …

no image
個人事業主やパートナーシップ形式を取って「香港進出」を実現する

香港に事業進出を行うとお考えである方々にとっては恐らく事業形態の検討を計画の最初 …

no image
国際税務の手法(海外資金還流について)

子会社と本社の間には常に「配当」と「利息」の議論が存在します。特に海外子会社とな …

no image
世界(アジア)は何故、このBEPSプロジェクトを推進することになったのか?ー1

昨今の租税を巡る国際的なムーブメントの中で特に重要なものと考えられている動きと言 …

香港金融管理局
香港金融管理局 米金利に合わせ政策金利を25bp引き上げ0.75%に

米連邦準備理事会(FRB)の約10年ぶりの利上げを決定受けて、香港金融管理局(H …

no image
香港法人も巻き込まれる?中国における“商業賄賂”問題

一般的な見方として中国と言う国を捉えた時に『商業賄賂』と言う言葉を並べると違和感 …

no image
アメリカ大統領選が与える影響と香港の将来

2020年アメリカ大統領選投票が去る11月4日に行われ、得票数において現職大統領 …

no image
香港の「玄関」−香港国際空港(Hong Kong International Airport)

香港で最初に”遭遇する”場所とは一体何処でしょう? 皆様の頭の中には色々な観光ス …