東京が香港を喰う?「金融国際金融センター」の立ち位置について
結論めいたことを言うと、この数年の政治的及びパンデミック対策に関して香港政府の採った方針というのは決して褒められたものではなかったかも知れません。事実として“香港“と言う文字をウェブ検索したりすると、昨今ではやはり後ろ向きの記事がその多くを占めていますしその中ではあたかも市民は自由を完全に失い、強行な行動制限に喘いでいるかのように報道されています。(以前のBlogでも触れましたが)香港に居住している方々からすると、(多少の不便は感じつつも)実際は必ずしも上述のようなネガティブキャンペーン(?)ばかりの状況ではなく、むしろ実態とはかなり乖離した形、所謂、マトモな生活を行なっていると言うのが本当のところであると言っても良いことでしょう。
しかしながら、最近ではそんなネガティブな“風潮“を助長するかのような記事や論説が国外から出て来始めました。中でも突飛な記事と言うのは、香港の「国際金融センター」としての立ち位置を、何と我が国の首都である東京が代替すると言うものです。
今回はその仰天記事をベースとした実現の可能性の有無を考察して行くことにします。
詳しくはCCM香港HP
【東京がアジアの金融ハブとなる?香港が陥落する可能性は果たしてあるのか?】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
香港の街並みにおける「看板」の課題
一般的に香港をイメージする際、多くの方々の念頭に先ず浮かぶ「光景」と言うのはあの …
-
-
香港であるお祭り&催事についてご紹介
香港でも日本同様、一年を基準に考えるとその季節ごとに様々なお祭りや催事があり市民 …
-
-
香港-2016年のGDP成長率は?
欧米系銀行を筆頭とした香港の金融機関の来年の香港GDP見通しは、一様に悲観的なも …
-
-
中国と英国、「香港」を巡る“駆引き“
中国が昨年の6月30日に香港に対して制定した「国家安全維持法」(以下、“国安法“ …
-
-
政府機関が宣伝する香港の魅力とは?
ビジネス誘致と言う視点で政府機関の一部として公式に香港のプロモーションを行なって …
-
-
ジョイントアカウント(共同口座)を保有している際の課税とは?-2
「共同口座」を巡る税務上の解釈と言うものは日本と香港とではまるで共通性が無いこと …
-
-
「香港国家安全維持法」から「国家安全条例」にアップグレードする香港の管理
既にご存知の通り、2020年6月以降、香港は“それまでの香港“とは別れを告げ、宗 …
-
-
香港の教育システムの構造とは?
香港現地での教育と言うのは一時期の日本以上にプレッシャーが高いところであると言え …
-
-
海外進出日系企業が抱える資金面・事業面での課題とリスク
企業の海外進出に於けるその「目的」は、つい10年ほど前まで支配的概念であった「現 …
-
-
CCM香港がマカオグランプリ「SJMセオドールプレマレーシング」のスポンサーに決定!
マカオグランプリは今年で70回目を迎え、11月11日から12日、そして16日から …
- PREV
- 金融サミット開催で“失地回復“を狙う香港
- NEXT
- 香港が中心となるスポーツイベント:香港セブンズ
