CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

新しい局面を迎えた、香港のコロナ禍対策

香港はこのコロナが発症してからというもの常にその立ち位置としては万全の対策を施し域内での感染の最小限に抑えてきたと言う印象があります。また実績もその印象をしっかりと“裏付け“するものでありましたが、ここにきて憂慮すべき新しい事態が展開を見せつつあります。

少し遡るとオミクロン変異株が世界で流行を見せ始めていた時、香港域内にはまだかなりの“余裕感“が漂っていました。なぜなら、今までのコロナ禍だけでなく、その後に出て来たデルタ株に対する処方が非常に良い効果を発揮していたからであり、(オミクロン変異株を)警戒はしつつも、香港政府はかなりの自信を持っていたに違いありません。

ところが、今年に入ってこの変異株の最初のケースが域内で発見されるや否や、それは瞬く間に香港を席巻し、今や一日の新規感染者数が驚愕の“3万人超え“と言うような状況に陥っています。

まるで“坂道から転げ落ちる“かのような状況の変化を被ることとなってしまった香港ですが、果たしてこれを早急に払拭するような打開策と言うものを今現在の香港政府は持ち合わせているのでしょうか?

“ゼロコロナ“を標榜する中国 習近平首席の厳命の中において香港の進む道は自ずと限られていることを考えると、ここは世界最高の経済都市の標榜をかなぐり捨てても変異株の抑制に努めて行く必要がここに来て大きなプレッシャーとしてその肩にのしかかっています。難しい選択を迫られつつある当地の現状を今回はご案内します。

詳しくはCCM香港HP
過信が招いてしまった?オミクロン変異株対策に追われる香港の現状

 - お役立ち情報, 新型コロナウイルス , , , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
人口減少がトレンドとなりつつある香港の現状とその原因とは?

今年の5月7日、米国の大手電気自動車メーカーであるテスラのCEOイーロン・マスク …

no image
独断と偏見で選ぶ、香港の『2019年10大ニュース』-2

1年の終わりになると必ず取り扱われるテーマの中に「◯◯◯◯年の10大ニュース」と …

no image
通常の法人税と移転価格、その「調査」の違いとは?

「移転価格」と言うものは英語でTransfer Pricingと言い、企業相手の …

no image
香港の一国二制度の終焉と政治的な““駒と化す選挙制度

今までBlogの方向性と言うのは切り口として西側のスタンスを軸に論じて来た訳です …

no image
【コーヒーブレイク】歴史から見て行く香港と言う地域について-2

今回も前回から引き続き“コーヒーブレイク”と言うことで香港の歴史について触れて行 …

no image
【香港での監査報告書に於ける”意見”の種類】

一年の年度が終了すると、香港で設立をされている会社様は一様に会計監査のプロセスへ …

no image
宗主国派と旧宗主国派、“2極に分かれる“香港

2020年の「香港国家安全維持法」の施行から既に1年以上が経過することになりまし …

no image
ゴーン問題が起こした国際税務問題

当初の予想を裏切る形となり、やや長期戦の様相を呈して来た感があるカルロス・ゴーン …

no image
海外駐在期間が短縮された場合と延長になった場合の対応

駐在の期間変更と言うのは時と場合によって発生する可能性があります。例えば当初、一 …

no image
香港における法定会計監査・税務に関するあれこれ

日本と比較すると香港は多くの面、特にルール上の面で大雑把であることが挙げられます …