CCM香港 スタッフブログ|香港法人、オフショア法人を設立・仮想通貨の活用するための最新情報

香港を道具としてバランスを取る英国と中国

1年前のことになりますが、英国政府が香港人の救済を目的としてBNO(英国海外市民旅券)と言う措置を表明した時、中国はこの政策に関して非常に大きな憤りを表現しました。何故ならば(香港は)中国にとって最早“内国“或いは“一国一制度“と認識されている地域(?)であり、旧宗主国ではあれど香港に対する統治の権限を今となっては持たない英国のこうした「措置」と言うのはまさに“内政干渉“そのものに該当すると言うことに等しいものだったからです。しかしながら、その後一年と言う時間が経過し改めてこの流れを振り返って見ると、両国はこの『香港』と言う駒をひとつの国際政治の舞台でのツール(道具)として使用して来たことが明らかであり、その背景は色々と複雑に入り組んでいるのが想像出来ます。

本稿ではそれぞれの側が持つ思惑や事情を改めて“洗い出して“行くことで、そこに至るまでの経緯から発生した“誤算“と“対立の図式“に焦点を当てて行きます。

詳しくはCCM香港HP
英国と中国、香港を巡って発生したその思惑の裏と誤算

 - 中国, 現地事情, 香港 , , , , , ,

↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 海外生活ブログ 香港情報へにほんブログ村 経営ブログ 海外進出支援・海外支援へ

  関連記事

no image
香港とシンガポール、改めてその違いを考える

香港とシンガポールはお互いがお互いを意識し、競争を繰り返すことでレベルアップを図 …

no image
海外駐在中の日本の健康保険の利用

一般的に言って「海外駐在」となるとある一定の期間、健康に関する“リスク指数”と言 …

no image
“有名無実“を改めて確認する形となった香港の選挙制度

抜本的な“改革“が行われて数年経過した形になる香港の選挙制度ですが、今回行われた …

no image
中国駐在前に押さえて置くこと(中国での所得申告と納税は毎月?)

日本や香港では給与所得に関する申告と納税は年1度というのが当たり前ですが、中国に …

no image
「フィンテック」がもたらす恩恵を香港はどこまで享受しているか?

近年、さまざまな産業で、テクノロジー関連の話題が急速に広がっています。DX(デジ …

no image
林鄭月娥(Carrie Lam)前香港行政長官の5年

香港における今年の“大きな転換“と言うのは、(少なくとも形上では)当地の行政長官 …

no image
香港は何故、中国にとってOne&Onlyであるのか?

既に日本でも大体的に報道がされたことですが、去る7月1日、香港では新しい行政長官 …

no image
遂に開港!2023年の香港ー日本の行き来上に必要な各種手続きについて

前回のBlogでも触れたように香港の観光業の復興はゼロコロナ政策下では不可能と言 …

no image
香港法人も巻き込まれる?中国における“商業賄賂”問題

一般的な見方として中国と言う国を捉えた時に『商業賄賂』と言う言葉を並べると違和感 …

no image
香港と『芸術』

香港をイメージすると『食』や『金融』、『貿易』、『観光』、更にはアジア一の摩天楼 …