“恒常的な住宅難”と向き合う香港の“壮大なプロジェクト”
「香港」と言う地域を一般的なイメージで連想する印象と言うものは恐らくどれも似通ったものでしょう。それは超高層ビルが建ち並ぶ近代都市であったり、広東料理に代表されるような「食の都」といったものであったり、また中国と言う超大国に今まさに呑み込まれんとした都市と言うようなものであったり…、何れにしても固定されたものの範疇に入るに違いありません。そして、こうした印象として挙がるイメージの中のひとつに香港の“狭い”家を挙げる人も居ます。
元々東京都の7掛けくらいの面積しかない香港は地形的にも“ハンディ”を抱えており(→かなりの土地が山々に占有されている)、その為ここに住んでいる720万人超の人々の住環境を劣悪なものにしています。結果、ここの住環境問題のソリューションと言うのは常に“(建物を)上に伸ばす=高層化する”しかありませんでした。
中国が大発展を迎えることになった2000年以降、大陸側から「人」と「お金」が大量に流れ込む段となった現在、この香港の住環境問題はいよいよ上に伸ばすだけでは足らず、それ以外の方法の模索が必須事項となっています。一体、香港が打つ手段とは果たして何なのでしょうか?
詳しくはCCM香港HP
【「人工島建設」が香港の選ぶ、人口問題に対する回答】
↓ブログ村参加してます。応援よろしくお願いします!↓
関連記事
-
-
香港と同様の「一国二制度」を敷くマカオ(澳門)で何故デモが起こらないのか?
1997年に香港が英国から中国へと返還されたと同時に中国では国の中に2つの社会シ …
-
-
香港とシンガポール、似て非なる兄弟?それとも双子?
仮に、アジアに於けるオフショア市場をリードする国(地域)を“挙げて見なさい”と言 …
-
-
【APAとは何のことか?】
“APA”と呼ばれるスタンスが海外拠点を持つ企業の間では …
-
-
“追徴課税”と言う打ち出の小槌
本日のニュースで、住宅建材大手トステムの創業者(2011年死去)の長女が東京国税 …
-
-
香港における法定会計監査・税務に関するあれこれ
日本と比較すると香港は多くの面、特にルール上の面で大雑把であることが挙げられます …
-
-
英国と中国、「香港」を巡るお互いの主張
我々西側にいる人間たちからすると、中国が行なっている香港に対する弾圧というのは非 …
-
-
オフショアセンター比較、香港かそれともシンガポールか?
海外進出にはそれぞれの目的があり、それらによって進出先国が変わるのは当たり前のこ …
-
-
映画でも度々む舞台となる香港の魅力①
香港は特色を挙げればそれこそ“キリがない“と称してもよい程、様々な“顔“を有して …
-
-
果たして第二の香港となれるか?大湾区プロジェクトからの展望を見る
世界の目から見ても、香港の金融機能はアジア諸国の中でも非常に洗練され、また発展さ …
-
-
華南型ビジネス、一帯一路、そして大湾区。香港を取り巻いて来たビジネスの枠組み
現在は世界中でコロナ禍が発生していることもあり、中々、それ以前にあった(或いは現 …